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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

ワープロ、PCオーディオ、東京JAZZ

2011-08-24 00:37:48 | ●Weblog

 先週の土曜に突然、ワープロ一太郎2009の単語登録ファイルが読めなくなった。すると、「ビエ」と打ち込んで「ビル・エヴァンス」にならないくらいはまだしも、「リトフ」で「リターン・トゥ・フォーエヴァー」が出てこないと一大事。昨日、やっとのことでジャストシステムのユーザー・サポートとやりとりすると、何かの拍子に辞書ファイルとのルートに邪魔が入るとのこと。テクニカル・オペレーターは、歌わせたらエミリー・クレエ・バーロウになりそうな澄んだ少女声の持ち主。しかし、それがこっちの考えも及ばないことを山とご存知って当たり前だが、復旧のキモになる手立てをメールしてくれるという。おおーっ、それが本当に着いたらver2011に上げようじゃないかと。勢いPCオーディオにも熱が移って、その後モーピルの『aja』を素の16bit/44.1kHz、次に24bit/44.1kHz、24bit/96kHzの順でリッピングして一杯やりながら聴くと、違いは実に微妙。こればかりはやはり、しらふでいなことには話にならないようだ。今日もエアコンいらずの気候らしいから、その差分パワーを少々に限ってオーディオに拝借できれば何より。とかやっているうち、東京JAZZのお祭りが間近に。DMSほか楽しみなプログラムばかりだ。


楽しい深酒の翌、ファンコンの効き目にプロもびっくり

2011-08-13 21:48:00 | ●Audio&Visual

 外での呑みも何らか活性化の一翼を担えるかと、夕べは編集のAさん、写真家のNさんとDクンとのカルテットで、集まることだけを目的にはしご酒。金曜日のせいか、四谷の行く先々はどこも超満員。普段しゃべるヴォリュームが時計の針の9時くらいだとすると、12時あたりまで持ち上げないといけないのには参ったが、半年に一度くらいのことなら、東の窮状への憂いを押し殺して騒いでも罰は当たらないだろう。と言って、呑んだというだけで何の収穫も見返りも残らないが、だからこそイイのだ、と。

 その翌、土曜の昼下がり、PCオーディオ機のファン・ノイズ対策のため、PC STAFF社主のEさんが、ファン・コントローラー(ZALMAN ZM-MFC1 PLUS)のいいのを持ってきてくれて、それを手際よく組み込むとあれまあ、使用前に比べこれなら僕にはほとんど無音だ。フロントの5インチ・ベイにはめ込んだコントローラー(光学ドライブの下)も、アナログ的使い勝手が極めて心地良い。と、幸せボケはここまでで、明日からFOOBAR2000ASIOの設定に総力を傾けなければならない。その先に少しでも光が見えたら、HDTracksのドアをノックし、アップ・サンプリングなどのリッピングに挑戦しようかと。


PCオーディオ完成の巻、だが

2011-08-11 11:18:49 | ●Audio&Visual

 オンキヨーのサウンド・カードSE-300PCIEがいかなる力の持ち主かをよく知らないまま、SSDに64bit版Windows 7を入れたPCオーディオ用マシンを組み上げてもらうと、WindowsはXPでクラシック表示のまま長いこと来たものだから、GUIの大幅な違いをはじめ、デスクトップにマイコンピューターがないやらオタオタもいいところ。だがこれで、ウチではデジタルのRCA同軸出しで96kHz/24bitまで、カード任せのアナログ出力だと192kHz/24bitまで再生可で、今の単体DACをいいのに上げれば同等までもっていける。とは言うものの、あれやこれや新しい用語や機能の山に、果たしてどこまでついて行けるやら、とも。それと、音楽の弱音部で耳に入ってくる空冷ファン・ノイズ、これこそが高いハードルになりそうだ。横型ケースが計算通りラックにすっぽり収まっただけに、う~ん、どうしたものか。


素晴らしい葉山でのジャズ・イヴェント

2011-08-07 22:55:07 | ●Weblog

 2003年8月に斑尾ジャズ祭が幕を閉じてから8年。以来、フジ・ロックなど元気な夏フェスと縁遠いまま来ただけに、土曜の「真夏の夜のJazz in Hayama」を堪能した。天候不順なのに炎暑は手を抜かない。にもかかわらずソールドアウトの盛況は嬉しい限り。いつどうなるか分からない空模様の下、ベストな本領を発揮した人気実力派たちのプロ根にも恐れ入った。が、最後までいられなかったことには深謝。で、こっそり抜け出そうとする時に限って関係者とばったり。おかげでアマンダ・ブレッカー嬢とジェシー・ハリスと一瞬だけ笑談できたが、バツが悪いったらありゃしない。A氏は言うであろう、Nさんはずいぶん早く引き上げたみたいですよ。事実は事実でこればかりは仕方ありません。


ギル・エヴァンスの評伝とゲリラ豪雨

2011-08-04 21:52:27 | ●Weblog

 今まで拾い読みしかしなかったギル・エヴァンスの評伝を、ちょっと前にまず必要に応じ、次に暇に任せ通読したら、三日がかりになった。自伝の類を読むのは年を取るにつれ面白くなるというけれど、これは違う。ギルを見ず知らずの人ほど、その純粋さにずっぽりハマって抜けられなくなるだろう。ただし、「武士は食わねど高楊枝」を推奨する者ではないことを念のため、ではあるものの、音楽一本勝負のこの人生と創作たるや、ちょこざいな守銭奴には猛毒だろう。さて昨日と今日、埼玉県南部はゲリラ的集中豪雨が百出。出かけようとするとバケツをひっくり返したような降りになり、じゃあもういいやってことにすると一天青空に。オランダ大使館パーティーのドタキャン、ここにてお詫び致します。評伝の方は、『ギル・エヴァンス音楽的生涯/Gil Evans Las Vegas Tango』(ローラン・キューニー著、中条省平訳/怪書房刊)。資料度の高さも強力。