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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

♪続チューリップ

2009-03-29 22:20:53 | ●Weblog
 チューリップの色がカインド・オブ・ブルーになるのを期待、とか前に書いたが、未だに青系の花弁種は開発されないままと聞いてがっかり。無知とは恐ろしいものだ。それにしても3月19日にそれらしくなり始めた(サムネイル)と思ったら、その10日後の今日、3月29日、すっかり大人びて、いつ花開いてもおかしくない様相。こっちはまだコートの襟を立てて過ごしているというのに、日に日に生い育っていく生命力には脱帽だ。桜草と芝桜の開花とタイミングが合えば、駄blogを華のにぎわいで彩れそうだ。  本物の桜の方は、二分咲き、三分咲きの感じで、この寒さを思うと花見は時期尚早か。世の「さくらブーム」にご本家が腰を引いたのかも知れない。ただ、『ジャズ・イン・ザ・ガーデン/スタンリー・クラーク・トリオ』に入っている上原ひろみアレンジの〈さくらさくら〉は、見事な出来だ。 

∈ダイアナ・クラール

2009-03-29 00:50:36 | ●Weblog
『ザ・ルック・オブ・ラヴ/ダイアナ・クラール』の5態。順に①初版通常CD ②来日記念リミテッド・エディション(CD-ROMとの2枚組) ③SACD ④台湾ユニバーサルから発売になったXRCD24 ⑤今月25日に発売されたばかりのSHM-CD仕様。
 近々記事ネタにするつもりもあるので、またもイントロだけになるけれど、面白いのは言うまでもなく③④⑤の比較。この違いを相当楽しめたのは、SPケーブルの慣らしがある程度のところまで行くのと、上手い具合に重なったせいもあるかも知れない。三種三様、しかし、どれもイイ。SACDはもはや結構というなら、少々値が張ってもXRCD④は必聴と言いたい。
 さて、SPケーブルのエージングには、結局のところ、2ヵ月かかったようだ。ひと月過ぎたあたりで半ば諦めかけたところ、そこからが日一日と旬を呼び込む感じで、今、トライ・ワイヤの高中低が、それぞれの力を発揮しながら孤立せずに音像を描き出しくれているような、力み過ぎのような、大好きなイメージとフォーカスがかなり合ってきた。非磁性体ネジ効果もきっとありだ。

   

▽割引券

2009-03-25 22:43:08 | ●Weblog
 昼の外食はとにかく待たされるのが大嫌いなので、立ち食い蕎麦、回転寿司、丼ものなど、四つ足食材さえ入ってなければ大歓迎。そこに、吉野屋が親子丼を始めたというので3年ぶりかに行ってみた。いや、そのことは単なるイントロで、最近、割引券に目が止まるようになったのは、年のせいなのかと思いつつ、結構堂々と釣られるのを楽しんでいる。なにしろ、ポイントが定量たまってからでなく、これ1枚出せばそれで済むテンポ感が潔くていい。店員のお嬢様らが面倒臭そうな顔ひとつしないところも。とメモったのは1週間前。一度読み返すと貧乏くさかったのでほっておいたが、この際せっかくだから。

●類似

2009-03-25 18:14:14 | ●Weblog
ひとつは今月発売になったばかりの『あなたに出逢えて/メリッサ・モーガン』、次は以前ここで何か書いたことのある愛聴盤の『四月の思い出/アニー・セリック』。で、メリッサの車はたぶんポルシェ系で、アニーはジャガーE系。車とミュージシャンのジャケ写は昔からベイシー、ジミー・スミス、ドナルド・バードなど数々あるが、これほどの類似はちょっと例がなかったのでは。が、お爺や与太者風が写っているよりこっちの方が俄然イイ。それと、アニー・セリック嬢はもっと見直されていい。腕っ節からして相当いけてるわけで。とかやってるうち昔のモーター・ショウの景色が蘇ってきた次に、超廉価のインド車って大丈夫なのかとかきりがなくなってきたので、ひとまず今回はこれで。

      

★無思考

2009-03-14 15:36:11 | ●Weblog
 横着して仕事部屋の窓から撮ったため、肉眼で見た時よりまるで迫力に欠けるが、水曜日の17時頃、さいたま市南区から南の空を見ると、ひと口に言えば雲が落ちてきそうだった。これってなかなかに映画『インディペンデンス・デイ』似だった。とかアップしないでオタオタしていた金曜、出水電器の島元社主が、分電盤のネジ交換のためだけに、言葉は悪いがサービスで来訪。それもオーディオ分電盤でない方のネジ6個を非磁性体モノに交換するだけ。この「だけ」が凄いのなんの。たまたま移動のルート上にウチがあったにしても、普通のサービス精神とはそこまで至らないものだ。曰く「大した変化はないかも知れません」。ならばと今日になってすぐ挑戦すると、残念ながらプラシーボ効果以上のものを聴き取れなかったが、いつも通り精神衛生面への効き目は抜群だ。聴いたCDは、『My Russian Soul/Viktoria Tolstoy』『ヴェリー・ソート・オブ・ユー/ニコール・ヘンリー』『恋に過ごせし宵/カラブリア・フォーティ』。

   

◎アナログ

2009-03-05 22:39:55 | ●Weblog
 今月末、『パイエティ・ストリート/ジョン・スコ』のドイツ盤アナログ2枚組が入ってくる話でTさんと盛り上がると、今年はどうやらアナログ再々元年になりそうな気配が濃厚かも、と。SACDの言い出しっぺが国内から退き始め、ほかの大手も新素材ディスクへの乗り換えに没頭。そこに配信のクォリティアップが追い打ちをかけ、ならばと板と針の再生芸術よもう一度、みたいなことなのか。海の向こうも勢い盛ん、と言うか火種はそこにこそあり、今、バーニー・グランドマンがオリジナル・マスターをリマスタリングした『バラード/コルトレーン』の45回転2枚組LPが予約受付中。オーディオ・リファレンスにも人気の『Pop Pop/リッキー・リー』の2枚組LPは、東京の店頭に出るなり飛ぶように売れているらしい、とのこと。そこで、まさか今年中にはあり得ないだろうが、「アナログ盤でのみ限定発売」とかどしどし来たらどうしようと。そういうのが続いたらどうなることやらと。とにもかくにも、30センチLPサイズの盤が増えるのを算段せず過ごすこと四半世紀、ひょいと100枚収めるスペースが一般平民家屋にあるはずもない。だから先日、レーザーディスクを大量処分した。