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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

今頃DVDオーディオ

2011-09-30 23:55:45 | ●Audio&Visual

 今頃になってDVDオーディオとはお恥ずかしい話だが、お借りした写真の2枚を、192kHz/24bitで再生したりFLACにリッピングしたりで、ここ数日は暇を大いに謳歌できて最高。このスペックをウチで鳴らせたのは、生まれて初めてだと思う。で、それはそれは凄い。PCのプレーヤーはFoobar2000→Creative Asio、とかも大事だけど、こういうソフト・フォーマットが風前の灯火とは考え物。ほかのどれとも違う〈枯葉〉には絶句。


何という後ろ姿

2011-09-26 21:00:18 | ●Audio&Visual

 前項のコメントに気づいた直前、奇しくも背面パネルの写真を撮り終えたところ。確かに、いくらPCI ExpressだUSB3.0だとか言っても、PCはPC、規格通りはお洒落しようにも手立てがない。これぞバックシャンのひっくり返しだ。とはいえオンキヨーのサウンド・カードは、そこのところを承知の上で力をブラッシュアップした、一種の男気がいい、というのでこれに踏み切ったわけ。その割に後ろ姿の気鋭はまったく地味だが、左右ど真ん中の縦一列、上から192kHz/24bit出しのアナログRCAのLR、これはカードでDAC処理されたアウトプット、三つ目がヘッドフォン、その下が光デジタル入力、次が、僕には肝心なS/PDIFの光出力、続いてこれぞお目当てど真ん中のRCA同軸出力。それを外部DACを通して聴いてきた。が、アイデンチチを手にする日はまだまだはるか彼方。だから面白いとも言える。


改めてパットのリマスター盤に感服

2011-09-25 12:17:07 | ●Audio&Visual

 行き当たりばったり、気まぐれのリッピングがパット・メセニーの番になった秋晴れの佳日、日本のワーナーが国内盤で出したノンサッチのリマスター5枚を危なく見過ごすところだった。リッピングするにも、手近に置くにも、今のところコレしかない、というのが、『ウィ・リヴ・ヒア』『カルテット』『ザ・ロード・トゥ・ユー』、この3枚は初版をマスタリングしたテッド・ジェンセン当人が、テン年代のオーディオファイルを視野に入れてリマスタリング。一方、『スティル・ライフ』と『レター・フロム・ホーム』のオリジナル・マスタリングは、名士ボブ・ラドウィグ。それをジェンセンが5タイトル一気の仕事で引き受け、自前の筋を通してしまったのは、人様の音を我流に染めたRVGの所作に似ている。さてこれには、Foobar2000のデフォールトにある、ゲインを揃えてくれる「Replaygain」が大活躍。それもファイルのデータをいじらずにやってしまうのがいい。PCオーディオ道、やっと小学校卒業くらいのところだろうか。ともあれ、2010年リリースのパットのノンサッチ盤は傾聴の価値大だ。


ジャコ存命なら還暦

2011-09-15 17:32:26 | ●Weblog

 ジャコ・パストリアス生誕60年記念ボックスに付いてくる、おまけと言っては叱られそうなジャズベのフィギュア。スタンドに組み立て可だが、猫どもに狙われそうなので、そのままでおくことにした。とそこにゆったり大きな危うい揺れ。震源がじわじわ南下してくる感じが、やはり不気味だ。ではあるが、以下、1951年生まれで今年還暦となるジャズ=ジャズ系ミュージシャン。
 Anthony Davis,Billie Jane Lee Lorraine Feather,George Garzone,Trilok Gurtu,Mark Isham,Lars Jansson,Mark Egan,Steve Grossman,Gerry Brown,Alphonso Johnson,Warren Vache,Francis "Rocco" Prestia,Zakir Hussain,Bill Frisell,Jay Beckenstein,Peter Gordon,Stanley Clarke,Jason Miles,Susan(Sue) Evans,Michael Henderson,Todd Cochran,Barry Finnerty,Robben Ford,Alex Blake,John Scofield,Jimmy Haslipほか。


マルガリータ・ベンクトソンから急遽ドナルド・フェイゲンへ

2011-09-09 21:31:47 | ●Audio&Visual
 8日(木)@Cotton Clubのマルガリータ・ベンクトソンは、衛生的でも抗菌されない何かがさすらう立派なものだった。というひと時を過ごさせてもらった後は、有楽町高架下の「さわら」で寄り道。すると、3.11以降客足がガクンと減って、ランチを止めにしたうえ、右腕の調理人にお引き取り願ってからかれこれ4ヵ月ひとりで切り盛りしてきたとのこと。ここがなくなると困るんだよなあと言ってはみたものの、呑んで食べることしかできないこちらは打つ手なし。で、........と続けようとしたところに、『ナイトフライ/ドナルド・フェイゲン』のハイブリッドSACDが着。こうなると今日はこの先コレのみ。ステレオとマルチ・チャンネルのハイブリッド仕様だが、DSDマスタリングはこれが初。ひと目ひと聴きで、バスドラが濃くなったのが分かり、エレピやシンセの透明感が薄味にならずに上がって、こいつは良さそうだ。"
が、こういった音源の理想的到達点とは、一体どこにあるんだろうと。聴く方に「理想」が確立できない以上、永遠にイタチごっこ風にならざるを得ないのかも。

SHM仕様SA-CDはやっぱり素晴らしい

2011-09-07 11:45:59 | ●Audio&Visual

 PCオーディオ機用に光学式ワイヤレスのKBとマウスを買ったところ、白黒の色の違いがこんなに指先の動きを左右するとは思いもよらなかった。長年愛用のは乳白色、今度のは真っ黒で文字白抜き。この違いがブラインド・タッチにもガツンと足をかけてくるんだなあ、ウチというか私の場合。ただ、そっちのPCは64bitのWindows7とFoobar2000の最低限があるだけで、長文の文字入力をせずに済むから、ま、いいけど。黒いKBとマウスはLogicool製MK320。マウス・カーソルが時々思うようにいかなくなるのが難。受光部との間隔は約3メートル。というところで『Reminiscence/山中千尋』のSHM仕様SA-CDを聴くと何もかも結構なもので、からだもオーディオもしゃきっと目覚めた。


今日は世界陸上でお開きに

2011-09-01 22:10:09 | ●Weblog

 締め切りをいくつも抱えた身重のまま週末のジャズ祭に行きたくないので、猛烈な前がかりで今日もひと仕事、ふた仕事を終え、部屋の掃除機がけも入念に済ませたうえで、オークションで落とした『PCオーディオfan』4冊のページを繰ると、あれ~っ、出てくる用字、用句、用語のひとつひとつに突っかかってなかなか前に進まない。これでは「習うより慣れろ」で走り始めたら、一知半解の足下にも及べそうにない、と。その一方、見よう見まねで再生ソフトを切り替えると、たとえばWMPとFOOBAR2000の音調の違いが結構はっきり出てくるから始末が悪い。だから今日はひとまずもういいやと、『Everything Must Go/Steely Dan』のアナログ重量盤をオルトフォンSPU-GTで回すと絶世の景色が出てきて、するとPCオーディオとは一体何なんなのよと。しょうがないから今夜は世界陸上を見てお開きにすることにした。