このMobile Fiderity Sound Lab.盤は、アナログ、CD、SACDすべて他にない個性がある。独自のジャケ・デザインには問題なきにしもあらずだが、僕は好きだ。初リリースは1978年の『タッチ／ジョン・クレマー』、続けて『嘘つきケイティ／スティーリー・ダン』『チェイン・リアクション／クルセイダーズ』などフュージョン系の最高峰が目白押し。という頃、『Jazz Life』の編集部にいたのに、なぜ気づかなかったか。今や初期盤はオークションにもほとんど出てこないし、中古店頭でお目に掛かった試しもないから残念無念。ここのコンプリート・コレクションがあれば、それを軸にお店を出せるだろう。すでにどこかにあるものなら、すっ飛んで行く。ところで昨日から、Win-XPのIE8で、Facebookに入れなくなった。Win-7でも突っかかる。こればかりはちょっと困った。
夕方、突然やってきた地元同級生のおかげで、半月振りかにアナログを聴いた。幸いなことに近所の工事はひと休み。時折外から聞こえるのは、台風一過の強風だけだ。CDもかけようかと言うと、「これで十分」だと。その通り、こっちもまったく同感。さすが根っからのジャズ好きだけある。その代わり、家でアナログが聴ける準備だけはしておいた方がいいよと言っておいた。かけたのは、http://www.mofi.com/product_p/mofi1-031.htm
木造２階の粗末な拙宅の仕事部屋から、新築基礎工事中の現場まで約50メートル。大型ドリル音もさることながら、重機のディーゼル・エンジンの連続重低音が凄い。念のため工事初日の昨日、部屋で双眼鏡見ながら張っていくと、間違いなく基礎だけ年内は続きそうでがっくり。なにしろ、駅チカ住宅街120坪の立体地形を、どなた様かが１億2000万で落とした物件だ。するとなんだ、音楽を聴く時間帯が盛大に限定されるわけで、こっちはまたまた頭が痛い。近所迷惑を考えると、轟音出すのは17時から19時くらいの間しかなくなるのかな。
ここのところ、息抜きにふっとテレビをつけると、女子ゴルフ番組に当たることが多く、試合の終盤に相当見応えがあることを知った。やったこともなければ、やるつもりもないスポーツだが、成田美寿々という選手を覚えたのも収穫。スポーツも音楽も、こういう取っかかりが大切だ。ただ、いつまで続くかは果たして....。専門用語の使いこなしも全然分からないしね。おっと、窓から入る南風が生暖かいと思ったら、室温29度。エアコンなしの密室で音楽が聴ける限界だ。ではさてと。
