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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

運動会の喧噪に負けじとリトナー新作を聴く

2012-09-29 16:31:16 | ●Audio&Visual

           

 今日は裏手の小学校が運動会。号音や叫声のアンサンブルにしびれが来たので、懸案だった音楽DVD(映像)のリッピングを始めたところ、もちろん音楽CDのようにひょいとはいかず、CPU使用率が常時90パーセント前後。標準的な収録時間のをリップするのに、大体40分くらいかかった。が、いずれ訪れる便利な環境を思うと頑張らねばと、それならばとCDのリッピングと同時進行させることに。そしてその間は、リー・リトナーの新作をリピート。次々に色々な人が現れる実に面白いアルバムで、中でも19歳のウェズリー・リトナーくん(ds)、これがジャズ系の初レコーディングだとか。お父さんいわく、「音楽家になれとは口が裂けても言わなかったのに、いつの間にかこうなった」。ハイレゾの配信も始まっているが、HDTracksのトップから入るとダメで、入り口はこっち


エンリコで1テラ・バイト突破

2012-09-19 17:10:52 | ●Audio&Visual

     

 エンリコ・ピエラヌンツィのリッピングを終えると、とうとうHDの使用領域が1TBを突破。大きな画像も映像データもなしで、あるのはFLACファイルとジャケ写のJPEGとOSのバックアップだけ。嬉しいような怖いような。というのも、何度かどこかに書いたか、1988年に初めて買ったNEC9801用の外付けHDは容量20MB。これではもはや、「桁違い」にも当てはまらないもの。それから、エンリコ作品のジャケ・デザインが、トップの2タイトル(これがオリジナル)をはじめ、がらりと変わっているのがあって、これには少しがっかり。面倒でもオリジを「with Obi」でスキャンして張り替えてやった。


aja本が届いた

2012-09-18 17:37:05 | ●Weblog

 フェイゲンの新作(プレヴューの1曲)をかけまくっているところに、『aja』を軸にした新刊オフィシャル・ブック(DU BOOKS)が着。フェイゲンとベッカーの生の言葉がどしどし出てくるのかと思ったら、かなりクリティカルなアナライズが骨子になっていて、ちょっと拍子抜け。でも、SDについて何か口にする者なら、読んでおかなくてはならない。著者は、向こうのスタジオ・ミュージシャン兼ソングライター。表紙カバーがオリジ盤と同じ光沢PP仕上げなので、ペタペタ触らないようにしないと。


イントロを短く決めてきた

2012-09-18 15:12:10 | ●Weblog

 稲垣さんのfbで教わった『Rolling Stone』誌のHPで、『Sunken Condos/Donald Fagen』の「I'm Not The Same Without You」を聴いた、と言うよりかけ続けてほとんど覚えてしまった。変わりないと言えばいつも通り変わりなく、しかし、初めて聴く曲はやはり新しい。オーディオにつなぐと圧縮音源がバレバレでも、それだけに本盤をどうまとめてくるのか、『モーフ・ザ・キャット』のアナログ盤を知る人ほど楽しみでならないはず。たぶん今度もまた、重量盤2枚組LPが出てくるだろう。それにしてもこの「I'm Not...」、イントロ引っ張り屋がわずか4小節で歌に入るとは、『カマキリアード』の「スプリングタイム」に次いで最短。プレヴュー用にトルツメとかしてなければの話だが。


久しぶりにオーディオでFM放送を聴く

2012-09-16 13:39:20 | ●Audio&Visual

 オーディオ・ラックにFMチューナーがなくなってかれこれ30年、ちょうどCD時代の年輪と同じくらいだ。なので、NHKのネット・ラジオ「らじる★らじる」があるのを遅ればせながら知って、しばし熱中。PCが常時オーディオとつながっていることの新たな恩恵にも浴せた。これなら音質も上々の感じだが、「ラジオする」を「らじる」とはまたよく言ってくれたもの。


(2012年9月)の「私の3枚」

2012-09-12 17:36:28 | ●Weblog

 本日12日(水)、毎日新聞夕刊掲載の月評「私の3枚」のジャケット写真。左から、『エスプリ・ドゥ・フォー/フォープレイ』(ユニバーサル・ミュージック UCCT-1241)、『アローン~カレイドスコープ・バイ・ソロ・ピアノ/ボブ・ジェイムス』(ハーマンインターナショナル TZEE-0001)、『MOVE/上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト』(ユニバーサル・ミュージック SHM-CD+DVDの初回限定盤:UCCT-9027、SHM-CDの通常盤:UCCT-1240、SHM仕様SACD:UCGT-9001)。

          


JVCフュージョンのハイレゾ

2012-09-08 16:18:36 | ●Audio&Visual

 ワーナーミュージック・ジャパンの次に、JVCもe-onkyoのハイレゾ配信に仲間入り。いくつかはDVDオーディオで出ていたはずだが、ウチにはひとつもなし。と思ったら、キース・ジャレットのHPが、『スリーパー』の配信開始を告げていた。スペックは96kHz/24bitで、1曲だけ単曲買いが可。これまた悩ましいこと。試聴データは圧縮されているのに、それでも良く聞こえるから始末が悪い。さて昨日、KMPlayerという再生ソフトをインストールしたので、今日はWMPとfoobar2000とで聴き比べをやってみた。ソースはボブ・ジェイムスのガラスCD。結果は、色づけがない点でfoobarの圧勝。だが、ReClockでWASAPI排他モードにしたWMPも、まんざら捨てたもんじゃないことが分かって良かった。PC STAFF社主に感謝であります。


残炎暑にふたつの大収穫

2012-09-04 15:01:20 | ●Audio&Visual

           

 『Grad Rag Doll』(日本発売は10月3日)のダイアナは、今までのどれともかぶらない、まったくの別物。アーシーでシンプルで、トラッドでルーツ系の臭いがプンプン。トミー・リピューマとアル・シュミットとでは、絶対この行き方は無理。初回限定生産のアナログ2枚組も楽しみだ。ボブ・ジェイムス初のピアノ・ソロ・アルバム『アローン~カレイドスコープ・バイ・ソロ・ピアノ』(9月10日発売)は、ガラスCDで定価5万円也。ガラスの前作『ジャム・アット・ベイシー/ハンク・ジョーンズ』盤では通常ラベルだったのが、今度は効果満点なグリーンの音匠仕様。CD-Rからこれにかけ替えた時の衝撃にはとてつもないものがあった。今日は日が暮れるまでコレで行くしかない。