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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

31枚に4時間

2012-04-30 16:20:56 | ●Audio&Visual

 『ファースト・コース』から『シックス・ストリング・セオリー』まで31枚、FLACでリッピング完了。約4時間で済んだ、と言うか4時間もそんなことに費やしたと言うべきか。もっとも、ここからがまた、抜き打ちであれこれ聴いていく作業が待ち構えているからさあ大変。奇妙なエラーがないことを願ってどしどし行くことにしよう。


リー・リトナーの吸い込み開始

2012-04-30 11:46:58 | ●Audio&Visual

 『ラリー&リー』やデイヴ・グルーシンとの共作を入れ全32タイトル。『アース・ラン』だけ見つからなかったが、今年いちばんの長期戦だ。電力事情が問われる中、贅沢かと少し躊躇したが、やはりオーディオ専用のPCがあると非常に便利だ。とはいえ、リーさん入れたらラリーさんを放っておけない、ジョン・スコやパット・メセニーもどうにかしてあげないと、など、この先どんなことになるやらで。目下、やっと『イン・リオ』だ。


今日も引きこもり 明日もそのつもり

2012-04-29 17:10:40 | ●Audio&Visual

 訳あって久しぶりにWindows XP機のメディア・プレーヤーでCDを1枚リッピングすると、まあなんとも高速な手際に驚いたので時間を計ってみた。CDは38分弱の『Mr.ゴーン/ウェザー・リポート』。PCオーディオ機のfoobar2000で6分半くらいかかるのが、WMPでは1分半。foobarもこのくらい速度が出てくれれば嬉しいが、ただしエラー訂正もデータの照合もしないリッピングは、いくら高速でもダメなものはダメ。ヘッドフォンで聴いても違いがバレバレだった。今日はクルセイダーズの次に、ウェザー・リポートの全オリジ盤を消化。興に乗じて明日までリッピングに専念することにした。HDDの使用領域は、暮れに171GBだったのが、おぉーっ、倍超しの353GBだ。


ワデニウスさん、ちょっと失敗

2012-04-28 22:01:10 | ●Audio&Visual

 もう少し調べを入れてから注文すべきだった。というのもコレ、ヴォーカル・アルバムでないの。それに、HPの試聴でフェイドアウトになるその先が聴きたかった最後のインストが、そのまんまなのにはガクっ!! ということで超好天になった今日の佳日は、開けられる窓はすべて全開で、ハイレゾ音源をダウンロードしながら、ジョージ・ベンソンのリーダー作をリッピング。すると、品番が「32XD...」、つまり、ほとんどCD初版のタイトルが2枚あって躊躇したが、今し方作業終了。いくつか欠けがあるものの、HDD内にディスコグラフィーがあるこの安心感は結構なものだ。すべて44.1kHz/16bitのFlacで取り込んだベンソン・フォルダーのサイズは10.5GB。その程度ならと、次はクルセイダーズにお越し頂くことにして、今は『スクラッチ』を吸い取り中。地味変な作業だが、達成感には意外と大きなものがある。


またしても柄にもなく

2012-04-24 21:15:23 | ●Weblog

 おおーっ、室温28度、湿度40パーセント(15時頃)とはまた、すいぶんと一気に奮発してくれたもの。あちこちが息を吹き返した感じなので、またしても花ネタ。トップ写真がマリーゴールド、下はガザニア、ビオラ、キンギョソウ、プリムラ、日当たりのいいてっぺんだけ満開のつつじ。突然雪に見舞われた米東南部のようにならない限り、ゴールデン・ウィーク中に絶頂の花見ができそうだ。色彩についての言葉遣いが少しでも鍛えられれば、と願いつつ。


まだ行くゲオルク・ワデニウス

2012-04-23 13:59:48 | ●Weblog

 仕事を始めたところに、アンネ・ソフィー・フォン・オッターのABBA集『I Let The Music Speak(邦題:ザ・ウィナー オッター・シングス・アバ』が届いて、原稿中断。狙いは少し前に触れた、ギターのゲオルク・ワデニウスの歌伴とユニゾン・スキャット。1曲だけだが、こちらはナイロン弦ギターを弾きながらのスキャットで、BS&Tの〈処女航海〉ほど鋭い突っ込みがなくても、歌伴という持ち場の中で実に味のあるプレイだ。そこで、HPで試聴できる全曲を聴いてみると、何でもありでまあ凄いこと凄いこと。中では2010年作品『Reconnection』のタイトル曲、ジョージ・ベンソンもこれには頭を下げそうだ。ということで早速、Amazonでワン・クリック。


寒い春

2012-04-23 10:38:02 | ●Weblog

 関東以北では、春物衣料の売れ行きがさっぱり、灯油需要も引かないそうだ。確かに温度計を見ると15度、とはいえもう暖房をしたくないからダウン・ベストで凌ぐ。写真は昨日の昼頃。相変わらずニャン写にはタイミング的に手こずるのと、そういうことをしている自分の気持ちを落ち着かせるのが難儀で、なかなか上手いこといかないが、ただ、これまたいつもの四月末の雰囲気ではない。


ザ・バンド

2012-04-22 22:51:16 | ●Weblog

 学生時代所属した音楽クラブは軽音楽部で、今振り返るとジャズ研とかの直球姿勢じゃないのが良かった。ジャズ、ロック、ラテン、ハワイアン、カントリー...、何かの打ち上げになると、そういう仲間と酒を酌み交わせたから。そうでもなかったら、ザ・バンドの凄さを知り及べなかったかも知れない。オールマンBros.も。とかいうことで書棚のいいところに、評伝『流れ者のブルース~ザ・バンド』があるのを偶然見つけ、宅配の喜多方味噌ラーメンをがっついてから読み始めた。が、このヴォリュームはやっかいだ。通読しても4、5日かかるかも知れない。それだけにぐいっと引っ張られて4分の1ほど行くと、これは読んでおかねばいけないと。出だしにある「血の中に冬が流れている民族」には参った。初版2800円がAmazonで中古5600円より。音楽誌にこういうのが数多いのにも参る。


ルート変更

2012-04-15 12:56:57 | ●Audio&Visual

 新幹線なら東京と名古屋間の所要時間を縮めるには速度を上げるしかないが、新東名はルート自体が短縮され、前よりほんの少し早く安くなったというから面白い。2003年の斑尾ジャズ祭を最後に、片道100キロ超のドライブをしたためしがないので、これにはかなりそそられるものありだ。とか思案しつつ、ふと思い立ってSACDプレーヤーの出力ルートを、RCA出しからカルダスの変換アダプターを介したXLR出しにしてみると、音楽の温度感が少しばかり上がった感じにあれっ? やっぱりアリオンのプリ・ダイレクト入力は、XLR端子にしておくべきだったかなあと。

      


無題

2012-04-13 15:38:36 | ●Audio&Visual

 地元でひとつ先輩のIさんと20数年ぶりかに会い、3軒はしごしたうえ、最後にラーメン屋にも寄ったみたいだが、その記憶はほとんどなし。10時に起きてメールをチェックすると、Iさんから早くも1通来ていて、あれだけ呑んだのに、なんとお強いお方だ。こっちは昼まで何もできず、さっきまでfoobar2000をいじくり回すのが精一杯。ロクにデザインをしないままなので、アナログVUメーターを加えてみたら、なんとなく落ち着きが出た感じだ。そこで、『ポートレート・イン・ジャズ』の〈枯葉〉を4種類リッピングしてゲインを揃えて聴く。SACD以外では、xrcdの健闘振りが際立って見えてきた。


ゲオルク・ワデニウスの続き

2012-04-11 15:46:43 | ●Weblog

 ゲオルク・ワデニウスがアンダーレイテッドだと思ってるのはオマエだけだと、ブラック系好きの友人からお叱りのメール着。ディオンヌ・ワーウィック、アレサ・フランクリン、ルーサー・ヴァンドロス、アニタ・ベイカー、ジョニー・ギルらをサポートしてきたのを知らんのかと。素直に知りませんでした、すいませんと応えておいたが、こういうお叱りならいつだって大歓迎。それを弾みにちょっと調べてみると、ジョージ・ベンソンの『イリプレイサブル』の3曲にクレジットがあってあれっ? さらに、スティーリー・ダンの『アライヴ・イン・アメリカ』、これはツアー・メンバーだったので全面参加、ドナルド・フェイゲンの『KAMAKIRIAD』もギターはウォルター・ベッカーとワデニウスのふたりだけ。おまけに2009年、インガー・マリエのバックで丸の内のCotton Clubに出ていたのも知らなかったとは。今年これからのターゲット・リストにぐいっとぶち込んだ。写真は、いざという時大助かりなHugh Gregory著『1000 Great Guitarists』。ワデニウスの名は出てきませんが。ネットで見ると改訂版が出ているようだ。


ジョージ・ベンソンの元ネタ?

2012-04-10 10:58:27 | ●Weblog

 ちょっとした問い合わせに、思わぬ泥沼へと引き込まれることがある。それは前項で「聴いておかないといけない」と書いた、『ニュー・ブラッド/ブラッド・スウェット&ティアーズ』の〈処女航海〉、そこでギターとスキャットのユニゾン・ソロをがっつりと決める、スウェーデンのギター&ヴォーカリスト、ゲオルク・ワデニウスのこと。要はこれがジョージ・ベンソンの元ネタでなかろうかということだが、インタヴュー資料などいくら読み返しても、そうと言える確証は得られなかった。『ニュー・ブラッド』のリリースは、『ブリージン』を4年遡る1972年。もしこれがベンソンの尻に火を付けたとしたら、今からでもワデニウスを大いに持ち上げてあげないといけなくなるが、目下では残念ながらトップ・アンデーレイテッドの王様とでもしておくほかない。それにしてもこの〈処女航海〉には、聴くたび胸のすく思いにさせられる。


桜と一緒にほかも絶好調

2012-04-09 15:54:45 | ●Weblog

 いかにも引きこもり調の投稿ばかり続いてきたので思い切って。と言いつつも、これらについて何を語れるわけもなく、言えるのは、トップ写真がミニ・チューリップ、下は順番にパンジー×2、ビオラ×2、ペチュニア。どれも動き出しそうな色気があって、見とれるだけではもったいなくなったので。気象庁の予想最高気温は22度だったか。部屋の中は26.9度、湿度20パーセント。桜並木の遊歩道に半袖姿がちらほらも納得の佳日。しかし、どうしてもこれから一度聴いておかなくてはならないCDがあって、恨めしくもあり楽しみでもあり。ヘッドフォンして外で聴くのが良さそうだ。

 


花見客に荷物検査

2012-04-08 15:11:05 | ●Weblog

 花見で新宿御苑に入るのに、荷物検査があるとは知らなかった。酒類の持ち込みをやめさせるためだそうだ。昨日の夕刊はその記事に添えて、「酒の作法、普段から教えて」の見出しでなぎら健壱のコメントが。その通りと膝を打ったのは、先週、Cotton Clubでロバータ・ガンバリーニを堪能後、行きつけの飲み屋「さわら」で、ダメだこりゃというのがまたあったから。9時ちょい前、キャパ12席の11席目に割り込んで30、40分、その間、ほかからほとんど注文の声が上がらないうえ、僕が店を出るまで誰ひとり引き上げない。店主には間違っても「そろそろ帰ってくれ」が言えないことに思い及べないのは、とんでもない作法知らずもいいところ。というあたりから始まり、お気に入りの店には半年以上ご無沙汰しないようにすることまで、大して難しくはないけれど、ただ、問題は誰がいつどうやってそのことを教えるかだ。明治生まれの父親が酒好きだったのが運不運のどっちなのかと、ロバータの『ソー・イン・ラヴ』を聴きながら思うことしばし。


カサンドラのレア・アナログ発見

2012-04-04 15:00:08 | ●Audio&Visual

 JALのキャンペーン・アルバムのためカサンドラ・ウィルソンがスタンダードばかり歌った『New Yorker~In A Sentimental Mood』の帯付きアナログが、eBayになんと599.99ドルで出ていると知り合いが言ってきたので、当てずっぽうの集中力を上げて棚に向かうと、すっと釣り上がってあれっ。帯なしの見本盤だが、状態はめっぽう良かった。正確に言うなら、商品コンセプトや形態がどうあれ、これぞカサンドラ初のジャズ・スタンダード・アルバムに変わりない。1988年録音の『ブルー・スカイ』は、それに続くアルバムということになる。これのリリースは1985年。強いて印象的な点をあげると、歌の崩し方がベティ・カーターっぽい。とはいえ、すでにカサンドラの素子はほとんど開花を済ませた感じだ。アルバムの制作・発売元はジェットストリーム、販売元は日本クラウンレコード。