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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

乞う、さらなる妙案

2017-04-28 19:47:06 | ●Audio&Visual

 dbpoweramp CD Ripper。調子づいてMulti Encoderをひとつ増やし、三つのストレージに一気にリッピングするテストをしてみた。上からふたつのFLACエンコーダーは、ひとつ目のパス出力が内蔵HDD行き、ふたつ目がバックアップ用の外付けHDD行きで、共にクォリティは同じ。そこで三つ目に外付けSSDをつなげて、それだけWaveエンコーダーにセットしてみると、またまた大成功、何の問題なし。これなら「バックアップのバックアップ」でアップアップしないで済みそうだ。Waveエンコーダーは、Add EncoderでWaveを選ぶと、すぐ設定画面がポップアップするので、好きな人はそこでアップ・スケーリングなどのお遊び設定をすればいい。Bit深度は32Bit、サンプル・レートは384kHzまで上げられる。FLACの場合と方法が違うが、こっちの方が簡単かも知れない。今のところはテラ級のHDDが内蔵の2TBと外付け4TBの2台しかないので、当面はこの2台に保存していくことにした。クラウド・サービスは怖いので手を出すつもりはない。

Rip toをMulti Encoderにしたら、Add EncoderでWaveを追加する↓


Waveの設定をしてリッピング開始↓


大変だったけれど大成功

2017-04-21 17:04:57 | ●Audio&Visual

 dbpoweramp CD Ripperでリッピングしたマスター・データを、バックアップのため別のストレージにコピーすると、その通り一度「コピー」されたデータになる。前々からそれが嫌だなあと思ってきたところ、一気にふたつのストレージ(2台のHDやSSD)に書き込める方法を見つけて、まさに目から鱗オチ。それは、スキン左下コラムの「Rip to」を「Multi Encoder」にして、その右脇タテ組の「Encoder」の「Add Encoder」で、必要とするエンコーダーを2種類(同じでもいい)導入し、それぞれでパスなどの設定(かなりやっかい)をすればいい。これは本来、WaveとFlac、Aiffとmp3など、異なるファイル形式で同時保存できるのが売りだったらしいが、ウチではFlacエンコーダーをふたつ並べて、2台のHDDに送り込む設定でやってみた。するとおおーっ!! 今までやってきた差分バックアップの手間いらず、2台のHDDのデータが両方とも同世代のマスターだ。とはいえ、現在のストレージにあるtrack数はCD-DA規格が42,297、ハイレゾが543、さすがにやり直す気にはなれないが、これからの大いなる励みになった。

↓「Multi Encoder」にして

↓「FLAC」エンコーダーをふたつ導入して保存先を指定


アラン・ホールズワース追悼

2017-04-20 12:44:54 | ●Weblog

 「ギターとピアノのデュオ・アルバム」。これまで何度もこうした雑誌企画に拙稿を寄せてきたが、たぶんこれを漏らしていたような気がする。アラン・ホールズワース(アコギ,エレギ&歌)とゴードン・ベック(アコピ&エレピ)とのデュオ・アルバム『The Things You See』(一部多重録音あり)。ウチにある2枚のCDは、仏ソニー配給の1980年盤(JMS19651-2)、これが全7曲のオリジ編成。もうひとつ日本JIMCOの1992年国内盤(JICL-89086)は、オリジとは別の4人編成で録音したアルバム『Sunbird』の4曲を加えた、いわばお徳用盤。ま、細かなことはさておき、今後、これを漏らしてはなるものかと胸に手をあて、不世出のギター神のご冥福を改めてお祈りした次第。

 

 

 


暇なときはコレ

2017-04-11 23:27:59 | ●Audio&Visual

 dbpoweramp CD Ripper用のデータ・ストレージは、E:\Music\Instrument\の奥に、Bass、Big Band、Guitar、Piano、Vocalなどの楽器別フォルダー、その奥にアーティスト名別フォルダーを置いて、今もそれはそれで整理・分類法として大間違いがないと思っているが、dbpowerampの使い始めは、スキン左下の「Naming」の指定方法が分からず、デフォールトのまま「Path」をデスクトップにして、そこに落としたファイルをストレージの当該フォルダーにコピペしていた。するとそれでは、一度余計なコピーをしていることになるので、ちょっと調べたところ、「Naming」を「Album\TrackNum Artist - Title」に書き換えて、「Path」をアーティスト名別フォルダーにすればいいことが分かった(これで思うようにいかなくてもワンクリックでデフォールトに戻せる)。今あるデータの大半はそうなっていても、そうでないものがいくつかあるので、そのうちの「CTI RVG Remastering & SHM-CD」を再リップしてバックアップすることにした。今日は終日雨模様、取材の約束も締め切りの催促もなく、ゆったりと3時間余は没頭できたが、再リップの音的な恩恵には浴せずアハハで、しかし、「犬の耳」の持ち主ではない私にはコレでいいのだと。

↓ここの「Naming」がなかなか難しい。

↓「Naming」に間違いなければ、「Path」で目的のフォルダーを指定すればいい。

 

 


ブライト・サイズ・ライフのこと

2017-04-09 20:29:47 | ●Audio&Visual

  『ブライト・サイズ・ライフ/パット・メセニー』のタイトル曲だけ、光学ディスク5種5枚と、アナログ・オリジで聴き比べると、音楽の豊かさ、暖かさに優れるのはSACD盤だった。ほかのCD4枚は、すべてファイル再生。アナログの針はSHURE V-15 typeⅣ。あと、余談は、24K Gold Collection盤が頭5秒空き、SACD盤が4秒空き。つまり、いつからかECMのCDは、プレイボタンを押してもすぐ音楽が始まらなくなって、「ん?!」となるあれ。こればかりはそろそろ止めにしてくれないものか。


foobar2000がverアップ

2017-04-08 23:40:50 | ●Weblog

 新聞と雑誌の原稿締め切りを抜いたので、べったりPCの前にいたら、foobar2000のver.が昨日4月7日付けで1.3.14から1.3.15に上がっていて、何がどう良くなったかは考えるまでもなくアップデートした。ひとまず抜き打ちで色々再生してみた限りでは、変なバグは付いてないようだ。


パット・メセニーの初SACDに溜飲下げ

2017-04-08 23:10:35 | ●Audio&Visual

                                             

 以前、ECM初のSACD(正確を期せば過去に特例あり)『ブライト・サイズ・ライフ/パット・メセニー』について触れた時は忘れていたが、今日、パットのECM作品を再リップする際、「ECM 24bitベスト・セレクション」シリーズの、96kHz24bitリマスター自選ベスト(2004年盤/UCCE-4013)があることに気づいた。ハイレゾ・リマスターというだけで規格はCD-DAながら、いやはや、ほかのどれよりいい感じではないかとびっくり。ほかとは、24K Gold Collection(2007年盤/UCCE-9027)と、ルビジウム・クロック・カッティングによるSHM-CD(2011年盤/UCCU-6056)のこと。聴き比べができるのは、自選ベストのトップにある「ブライト・サイズ・ライフ」1曲だけだが、それだけに集中できて、結局のところやはり、光学フィジカルはSACD=DSDに勝るものもないな、というところに着地した次第。面白いので、我が家にある最古盤(ポリドールPOCJ-1851)もリッピングしてみると、とりたてて過不足なしに思えたので、とりあえずキープしておくことにした。


少々リッピングがおっくうになってきた

2017-04-08 20:54:02 | ●Audio&Visual

                  

 パット・メセニーのECM作品を再リップしたところ、『トラヴェルズ』(ゴールドCD/UCCE-9036/7)のDisc2で大問題発生。dbpoweramp CD Ripper(R16.2)でネットから落とした曲名データが、『想い出のサン・ロレンツォ』の頭4曲になっていて焦った。まあ、参照するデータベースを切り替えることで解決したものの、るんるんと流れ作業でやってたら、大変な悲劇に見舞われることになった。ちなみに、Option→Retrieve→Metedata Fromで、Discosとdbpoweramp Cacheを選択すると、CRCコードが一緒なのにそうなる。もうひとつ、2008年9月3日発売の初回プレス限定盤(UCCE-9152/53)も同様だが、共に収録曲データ(楽曲)には間違いないのでやっかいだ。試しにExact Audio Copyのデフォールトで読み込むと、一切問題なしだった。ほかでは、ボートラ入りの日本盤に要注意だ。

●正しいデータ↓

●大間違いなデータ↓


久しぶりの苦言

2017-04-06 05:30:23 | ●Weblog

「愚妻」「愚息」「豚児」などの謙称に問題ありとしても、そういう意識の微塵も持たずに、たとえば「息子の中学合格祝いにハワイでゴルフを一緒してきたよ」とか言ってのける輩とは、ネット上の付き合いをやめにした。


懐かしの露出計

2017-04-05 23:56:00 | ●Weblog

 よく、皆さん、と言うより私も含め、「こんなのが出てきました」とfbにポストする大方が計画的と思えなくもない。つまり狙ってきたわけね。それが今回に限っては、写真右のセコニックの露出計=スタジオ・デラックスが宅内に残っているとは、まったくもって思い及ばなかったので大感激。もうひとつ、左の同じくセコニックのフラッシュ・メーターは、開かずのカメラバッグにあるのを承知していても、たぶん10数年くらい取り出したことがなかっただけに、単3電池1本を入れ替えるだけでまだ健常らしき反応に、再び感激ひとしお。スタ・デラを買ったのは1972年前後。Nikon Fの頭にフォトミックを付けると、頭でっかちが格好悪かったので、いつもカバンに忍ばせていた。フラッシュ・メーターを使い始めたのは、ライカのM4-Pを手に入れた頃だから、1980年代半ばかな。スタ・デラに比べ軽量かつ操作がスムージーなので、よくウィンドブレーカーなどアウターの内ポケに入れ持ち歩いた。ではさて、今からこれらとどう向き合うかと言うと、答えは出てこない。


またまたリッピング・エラーのこと

2017-04-02 23:01:04 | ●Audio&Visual

 2011年にWin7、dbpoweramp Ripper R14.2、flac1.2.1でリッピングした『アフター・グロウ/カーメン・マクレエ』(日本盤MVCJ-19201/99年11月3日発売)をエラー・チェックすると、12tracks中11tracksにエラーありとほぼ全滅状態。そこで、現下のWin10と最新のdbpoweramp Ripper16.2で再リップすると、全tracksが「Accurate=正確」になった。『ライヴ/マンハッタン・トランスファー』(ワーナー日本盤32XD-833/1978年作品)も同様、tracks1~17,19がunverifinableだったのが、再リップすると、全19tracksすべてが「accurate」になった。調子に乗った流れ作業リッピングが禁物なのを、改めて肝に銘じた。