カメラを三脚に据えるのがやっかいなので、夕陽が差し込むのを待って撮ったら、こんなボコボコなの、という顔つきになったSHURE V-15 Type4に日本精密宝石工業の換え針SASを付けたフロント・グリル。だが、音は質実剛健&クール、10年も針なしでころがしておいて申し訳ないことをした。その間、我がローエンド・アナログの常用カートリッジは、SHURE V-15 Type5 XMRと、SUMIKOのPEARL。前者の音調を機械系、後者を情緒系とするなら、その中間を行く感じに、コレは面白いものをいただけたと。夕陽が来る前からかけていたのは、ラリー・カールトンの『アローン/バット・ネヴァー・アローン』と『ディスカヴァリー』。なんかいいなと思ったら、両方バーニー・グランドマンのマスタリングだった。