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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

ルグランとフェレ兄弟

2007-11-03 23:26:32 | ●Weblog
 2日(金)の国際フォーラムAでのミシェル・ルグランのコンサート、誰を突くわけではないが、あのガラガラの入りには絶句。ただ、ルグランは今の聴き手の前で、ピアニストでいるのか、映画音楽作家でいるのか、単に作曲家でいるのかということを思うと、残念ながら凡庸なのかも知れないと。
 その翌3日(土)文化の日、今日、第3回銀座インターナショナル・ジャズ祭へ。プログラムはフェレ兄弟&木住野佳子。スタートはなんと午後一の13時から。感触はいかにも「お昼から」の音楽だった。突っ込めば、ジプシー・スウィングのいい意味でのいんちきと、クラシック上がりの木住野のお茶目とは、そう易々と噛み合わない感じがした。
 その後訳あって、新宿のディスクユニオンに流れると、ネット直販だけのため買いそびれていた『Free Association/Jim Hall & Geoffrey Keezer』(artistShare)があって大収穫。日系美形歌手ヴァレリー・ジョイスの『The Look of Love/The Music of Burt Bacharach』も。ついでに新星堂ROCK INNでレモン・オイルを補充したものだから、今から大変。