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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

インディーズの醍醐味

2007-11-11 23:39:02 | ●Weblog
 11日(日)は、帰国中の田口晃さんと新宿で会った。突然の話だったが、いずれ電源ケーブルでお世話になるかも知れないので、自ずと姿勢は前掛かりに。さらに予定どおりなら、明後日、新製品アンプの試聴機が届く胸騒ぎにもプッシュされた。ご存知の通り氏は、XRCDの仕掛け人兼プロデューサー兼エンジニア。矢継ぎ早に飛び出すエピソードのうち、ロイ・デュナンと電話でやりとりした話がいちばん面白かったかな。デュナンはすでに業界から隠匿して長いものの、アリゾナで健在にしているという件にはホッとした。同席するはずのAさんが1時間の遅刻で鼎談は30分ほどだったが、歯に衣着せぬ格言や爆弾発言の止まらない田口さんには、10数年ぶりの再会ながら相変わらず敬服することしきり。こうでないとXRCDも電ケもビシっとした音になるわけないと痛感。
 ハイアット・リージェンシー近くのファミレスからの帰りは、新宿西口といえばヨドバシへ、という冗談を言う暇なく、仕事部屋主照明のシーリング・ライトが言うことをきかなくなってきたものだから、おふたりに嘘ついて西口本店へ。15年手つかずのままいると、どの世界もまあなんと進んでいること。タイマー付きリモコン制御、スポット・ライト付き、空気清浄機能付き、ファン付きは空調コスト低減にイイ、など、ひょいと買って帰ろうした考えが甘かった。性格が暗いものだから、部屋はかなり明るくないとダメ。今のを外すと、煙草のヤニに染まった箇所との境目が現れるから、サイズにも慎重を期さなければならない、などで、さっきからカタログ・ウォッチャーでいるけれど、そうすると今度は、活字の級数の小ささに辟易し通し。こういう時に浮上してくるのが、近所で馴染みのパパママ店。言い換えればインディーズだが、ひと昔前はこれがメジャーだったんだよなあ。