ニシヘルマンリクガメ & アルダブラゾウガメ

リクガメの繁殖日記&アルダブラゾウガメ、ビルマ・インドホシガメ、ホルス、アカミミ、うさぎ、極小ヨーキー、ミーア

3月3日午前5時 突然の開口呼吸

2014年03月05日 | ニシヘルマンリクガメ


ニシヘルマンのクリスティラ(♀)が、

3月3日午前5時 突然 開口呼吸をしました。

一体何が、どうなったのかわかりませんが、

大きなクチを開け、呼吸困難でした。


すぐに10年前の年末の辛い記憶が頭を過りました。

ヒガシヘルマンのワイルド成体ペア(当時10歳)も

明け方 突然 開口呼吸をして、私は飛び起きました。

夜が明けるのを待ち、動物病院へ2匹を連れて行きました。

皮下から輸液を入れましたが、

甲羅に穴を空け、骨髄から点滴をすることになりました。

しかし、しっかり育った厚い甲羅、電気ドリルで穴を開けましたが、

2匹はそのショックで天国へ旅立ちました。


肺炎でした。


アメリカからの輸入ペア、

一日中 高温飼育をされていたことを後で知りました。 

我が家の設定温度 26度(当時)では低かったようです。


この時 思いました。

どうせ助からないのなら、私が見看ってやればよかった(号泣)。

亡きがらに開いた数個の穴、一生忘れることはできません。



クリスティラは肩で大きく荒い息をしていました。

大きく開けた口から見える舌色は薄いピンク色、

目ぢからあり、

まだ助けられると!と素人ながら思いました。


以下 素人の私がした救急処置です。

目の窪みや四肢などを注意深く観ました。

脱水はしていませんでしたが、念のため、

口からではなく、鼻からスポイトでお水を入れました。

大きく開いた口からでは、刺激が大きいと考えました(←何の医学的根拠なし)。

体力がない時、温浴をするのは危険だとも考えました。


すぐに集中治療をするケージの準備をしました。

床材は全部新しく交換し、

設定温度を少し高くしました。


相変わらず 大きなクチを開けて呼吸をしていましたが、

サラダ菜を置いたら食べました(ひぃ~ 驚愕)!


救急処置後(まだ助かると思いましたので)、動物病院へ連れて行く予定でした。


クリスティラが開口呼吸をする度に、私の心臓がドッキドッキしましたが、

時間の経過とともに、開口呼吸の回数が減りました。

3月4日午前1時 目を閉じたので、天国へ逝ってしまったかと思いましたが、

やっと就寝したようです。


3月4日午前6時 ケージの点灯時間に目覚めたクリスティラがいました。

生きていてくれたことの喜び!!

もう大丈夫です。

温浴をさせ、画像のように、てんこ盛りの餌を食べました。


そして今日 3月5日 少し寝坊した私に、餌がほしいとガラスケージに甲羅アタックを

する元気なクリスティラがいました。


クリスティラは急性肺炎だと思いました。

重度の肺炎による激しい開口呼吸の場合、まず助かりません。

私のような素人ができるのは、獣医師へ連れて行く前の救急処置だけです。


クリスティラが甲羅登りをするのは、少しでも保温電球の近くへ行き、

体を温めたかったのかな・・・と、ふと思いましたが、お転婆だからでしょうか(不明)。


しばらくクリスティラは単独飼育を続けます。

今も近くで、出せ~~!と暴れています。

尿酸を確認していますので、尿路結石ではないと思います(汗)。


我が家で一番元気で、今でもお転婆な母亀・クリスティラ、

完治して、本当に嬉しく思います!


暖かくなったら、健康診断に連れて行きます。

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14 コメント

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Unknown (zeroko)
2014-03-05 14:00:38
すごくドキドキしてしまいました!
クリスティラちゃん回復してよかったです><
ケイティママさんの適切な対応に感動です
元気なクリスティラちゃんでも突然肺炎になるななんて…
日頃から観察が大切ですね
音を聞くのも大切ですよね!

ヒガシヘルマンペアのつらく悲しい過去があったのですね
治療の判断は本当に難しいですよね
元気な個体とはいえがじの観察を怠らないようにしたいと思いました


クリスティラちゃんお大事にね!!!

Unknown (たなけん)
2014-03-05 14:35:13
まさに驚愕ですね。

3月3日の雛祭の日にクリスティラ母さんは大変な容態だったんですね…

どうかこのまま完治しますように(願)

娘のテンパルも応援しております(~~)/
Unknown (えちんけ)
2014-03-05 16:47:58
詳細なレポートありがとうございます。
飼育の参考にさせていただきます。

10年前のペアは残念でしたが、クリスティラさんが回復して本当によかった!
突然の肺炎…、怖いです~。

延ばし延ばしにしていた、ケージの掃除を今週することに決めました。
同じ経験 (クロカメ)
2014-03-05 17:09:10
  完治して本当によかったですね。10年くらい前に僕にも同じような経験があります。我が家で生まれたクサガメのベビー(メロディー)で、仕事中妻から、メロディーが大きな口を開けて苦しんでいると。電話口で開いている口の中に何か見えるか?泡を出していないか?など聞き、いずれも無いと言うことだったので、肺炎を疑いました。夜だったので、とりあえず、水から出して、トレイに入れ、暖かいリクガメの水槽に入れる様に言いました。しかし、生まれて数ヶ月の子ガメには、体力が無く、その後数時間で亡くなってしまいました。
 読み始めて、この過去の悪夢を思い出しましたが、最後に完治という言葉を見つけ、本当によかったなと思いました。
zeroko さん (ケイティママ)
2014-03-05 23:24:48
ドキドキさせてしまい、大変申し訳ございません。

クリスティラのいるケージの設定温度は26度~28度、決して低温飼育ではありません。 でも、体が冷えていたので
しょう。 孵化仔ケージは少し高いです。

これを機に、全ケージの飼育温度、保温電球などの点検をしましたが、これといって改善するところはありませんでした。 

しかし、この現実・・・、さらに観察が必要だと痛感しました。

クリスティラのいるケージをガバーで覆ったら、落ち着いたようです。 心配なので、時々覗くと、目が合います(笑)。 3月3日のことが嘘のように、お転婆母亀に戻りました♪
たなけん さん (ケイティママ)
2014-03-05 23:27:22
クリスティラは以前にように、元気になりました。 急激に容態が悪くなったようですが、幸い驚異的な回復力のお陰で、大事に至りませんでした。

食欲旺盛、感情表現の豊かな仔なので、分かり易いことが幸いしました。

娘・テンパルちゃんの応援 有難うございます!
えちんけ さん (ケイティママ)
2014-03-05 23:34:54
設定温度など、湿度も含め、数字では問題がなくても、突然体調を崩すことがあります。 クリスティラの場合、わかり易かったので、私の救急対処で完治しました。

ネットで検索をしましたが、開口呼吸をしたら、すぐに専門の獣医師の診察していただくことがベストです。 手に負えないほど重篤な場合もありますから(体験済)。

我が家は低廉な床材を使用していますので、使い捨てをしています。 救急用のケージの場合、清潔に保つことが最優先、その都度 床材を交換し、ガラスなども
消毒をしています。 

我が家は特に、単独飼育のオス以外は、複数あるいは
多頭飼育をしていますので、お掃除には時間をかけて
います。 でも、それでも汚いのですが(汗)。

肺炎は私も怖いです。
クロカメ さん (ケイティママ)
2014-03-05 23:43:31
クリスティラは昨日も今日も開口呼吸は一度もしていませんから、完治したと考えています。 油断大敵を肝に銘じていますが。

同じような経験がありますか(辛)。 成体でも開口呼吸をしたら、助からない場合があります。 体力のないベビーちゃんなら・・・、ご冥福をお祈りいたします。

幸いクリスティラの場合、舌色がまだピンク色、食欲ありだったので、大事に至りませんでした。 

設定温度や湿度なども問題ないと思っていましたが、クリスティラのことにより、全飼育ケージの飼育器具なども含めてチェックしました。 数字では問題なくても、個体差があり、日頃の観察が非常に重要だということを、改めて思いました。

もうこれ以上 亀殺しはしたくありません(懺悔)。
Unknown (ぴょん)
2014-03-06 00:06:14
驚きました。
かなり緊迫した状態の中、ケイティママさんの処置によってクリスティラちゃんの命が救われました。
このような時、いかに手早く適切な行動(処置)が取れるか、直ぐにパニックになる私ですが、ケイティママさんはさすがだと改めて尊敬しました。
過去に辛い思いをしたケイティママさん。
クリスティラちゃん、本当に、本当に良かったです。
Unknown (みや)
2014-03-06 01:45:31
クリスティラちゃん無事に回復してよかったですね。
いつもながらのママ様の観察と適切な対応で危機を脱することが出来て何よりです。
亀さんて本当にデリケートな生き物ですね。
過去の悲しい出来事がオーバーラップしてお辛かった思います。
季節の変わり目は気温が不安定ですよね。
私も気をつけようと思いました!

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