勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

フォードvsフェラーリ / Ford v. Ferrari

2020年01月13日 | 洋画(アメリカ系)
1966年のル・マン24時間レースで、フォードが1位、2位、3位を独占するまでの物語を描いた作品。

タイトルが「フォードvsフェラーリ」となっていますが、(他の人も言っていますが)レースの現場vs会社の管理職と言うのが正しい戦いの場では無いでしょうかね?あの経営層の様子を見ていると、その後、フォードが苦境に陥っていくのも理解できます。

劇中、キャロルとケンの理解者?として、リー・アイアコッカが出ていますが、彼はその後、フォードの社長になった後にヘンリー・フォード2世によって解雇されと思ったら、クライスラーで会長を務めたその人物ですね。ここで彼が出てくるとは思いませんでした。

この作品の魅力は、何と言ってもキャロルとケンでしょうね。どちらも、破天荒ともいえるような人物。こういう、いっちゃぁ何ですが、ねじが一本跳んでいる様な人間でないと、あれほどの事は成し遂げなかったのではないかと思います。

レースシーンも、中々凄い。それもそのはず、可能な限り、実際に車を走らせて撮影したという。そうじゃないと、あそこまでの迫力は出ないですよね。2時間半を超える作品ですが、あっという間でした。

タイトル フォードvsフェラーリ / 原題 Ford v. Ferrari

日本公開年 2019年
製作年/製作国 2019年/アメリカ
監督 ジェームズ・マンゴールド
時間 153分
出演 マット・デイモン(キャロル・シェルビー)、クリスチャン・ベール(ケン・マイルズ)、ジョン・バーンサル(リー・アイアコッカ/フォード社・マーケティング責任者)、カトリーナ・バルフ(モリー・マイルズ/ケンの妻)、トレイシー・レッツ(ヘンリー・フォード2世)、ジョシュ・ルーカス(レオ・ビーブ/フォード・モーター副社長、モータースポーツ部門責任者)、ノア・ジュープ(ピーター・マイルズ/ケンの息子)、レモ・ジローネ(エンツォ・フェラーリ)


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