勝手に映画評

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ナチス第三の男 / The Man with the Iron Heart

2019年02月17日 | 洋画(フランス系)
ナチスの“殺人部隊”であるアインザッツグルッペンの創設者でアリ、“ユダヤ人問題の最終的解決”の実質的実施責任者でもあるラインハルト・ハイドリヒと、彼の暗殺計画のエンスラポイド作戦を描いた作品。

ラインハルト・ハイドリヒの事は多少知っていましたが、はじめのうちは、彼の妻の方がナチス信奉者であり、ラインハルト自身は妻に付いて行ったと言う感じであることは知りませんでした。ちょっと意外。でも、まぁ、彼は元々、前途洋々たる海軍軍人だった訳ですから、軍人時代はナチスとは距離を置いていたのかもしれませんね。ナチ党員になって以降の彼は、その有能さに拍車をかけて、どんどん出世していくわけですが、その過程で、妻との力関係も逆転していましたが。

ジェイソン・クラークが、ラインハルト・ハイドリヒを演じていますが、ちょっとごつ過ぎ(笑)。実際のハイドリヒは、もうちょっとシュッとした、クールな見た目です。

タイトル ナチス第三の男 / 原題 The Man with the Iron Heart

日本公開年 2019年
製作年/製作国 2017年/フランス・イギリス・ベルギー
監督 セドリック・ヒメネス
原作 ローラン・ビネ/高橋啓訳『HHhH プラハ、1942年』原題:THE MAN WITH THE IRON HEART
出演 ジェイソン・クラーク(ラインハルト・ハイドリヒ/ナチス国家保安本部(RSHA)長官)、ロザムンド・パイク(リナ・ハイドリヒ/ラインハルトの妻)、ジャック・オコンネル(ヤン・クビシュ/暗殺計画実行者)、ジャック・レイナー(ヨゼフ・ガブチーク/暗殺計画実行者)、ミア・ワシコウスカ(アンナ・ノヴァーク/ヤンとヨゼフの協力者)、スティーブン・グレアム(ハインリヒ・ヒムラー/ハイドリヒの上官)


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