勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

2012年振り返り

2012年12月31日 | 振り返り
2012年の振り返りです。

2012年の観賞数ですが、
1月:5本
2月:4本
3月:3本
4月:4本
5月:5本
6月:3本
7月:5本
8月:3本
9月:7本
10月:3本
11月:2本
12月:4本
合計:48本
2012年もたくさん見ましたねぇ。
2011年が、3.11の影響もあって伸び悩み、
36本だったので、一気に増えました。
特に9月の7本というのは、破格です。

順不同で、印象に残った作品を記していきます。
洋画から行きます。

まずは、『アイアン・スカイ / Iron Sky
いやぁ、本当に“いろんな意味”で印象に残りました。
どう考えても、B級(C級でも良いかも)作品なんですけど、
なんか、強烈に印象に残りました。
続編も予定されているようなので、見てみたいと思います。

次は、『ミッドナイト・イン・パリ / Midnight in Paris
これは、違う意味で非常に印象に残りました。
現代から過去に遡るという事を描いた映画は数多ありますが、
これは、一線を画します。
ファンタジーっぽいんですが、安っぽさは感じません。
むしろ、甘い郷愁と言うか、憧れみたいな感じです。

The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛 / The Lady』も忘れられません。
主演はミシェル・ヨーなんですが、アウンサンスーチーそっくり。
実在、しかもまだ存命の人物を演じるという事で、
かなりプレッシャーがあったはずなんですが、
見事に演じていました。

残るは、二つ。
いずれも“感動”がキーワード。

その一つ目が『最強のふたり / Intouchables (Untouchable)
実話を元にした作品ですが、本当にイイです。
二人で馬鹿笑いしたりして、命を感じるいい作品です。
感動というと、泣く感じが多いですが(もちろんこれも泣きますが)、
この作品は“笑い”も多く感じたのが良かったです。

洋画の最後は、『アーティスト / The Artist
これは、避けられないですね。
モノクロ作品で、しかもサイレントなんですが、
何故だか、色がついて、しかも音も聞こえるような感じがします。
もちろん、気のせいなんですけどね。
それほど上手く観衆を物語に引き込んでいると言うことだと思います。

洋画は以上。
邦画で印象に残ったのは、次の二つ。

まずは、『終の信託
周防監督、また問題作を作りました。
それでもボクはやってない』で痴漢冤罪を描き、
こんどは、尊厳死の問題ですね。
見終わって、少し疲れました(失礼)。

最後は、『のぼうの城
この作品は、本来であれば2011年に公開されていたはずなんですが、
3.11を受け、この作品の水攻めのシーンが津波を連想させるという事で、
公開延期になっていたものです。
満を持して、今年公開。
期待通りで、中々良かったです。

2013年は、どんな映画に出会えるのでしょうか。
新しい作品との出会いが楽しみです。