勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~ / Comme un chef

2012年12月23日 | 洋画(フランス系)
3つ星レストランの有名シェフ、ラガルドと、有名シェフのレシピを暗記する事については天才的な料理人ジャッキー。レストランの星を維持するため、協力することになった二人の料理人を描く、フレンチコメディ。

3つ星レストランを舞台に描くというのは、いかにもフランス映画っぽい感じがします。主人公が伝統を守るあまり新しい料理を生み出すことが出来なくなったシェフで、そのシェフに引導を渡すのが、新しい料理を好む経営者。そして、ライバルが分子ガストロノミーの申し子と言うのは、現代フランス料理の悩み?を表しているような気がします。

劇中、分子ガストロノミーを出す、経営者側シェフのレストランに、アレクサンドルとジャッキーが行くシーンがあるんですが、あの扮装はどういう意味? まぁ確かに、ジャン・レノは親日的である事は知られているけどね・・・。

申し訳ないけど、いい意味で、演技がどうのこうのと言う作品では無いですね。フレンチコメディバンザイです。面白いです。

タイトル シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~ / 原題 Comme un chef
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2012年/フランス
監督 ダニエル・コーエン
出演 ジャン・レノ(アレクサンドル・ラガルド)、ミカエル・ユーン(ジャッキー・ボノ)、ジュリアン・ボワッスリエ(スタニスラフ・マテール)、ラファエル・アゴゲ(ベアトリス/ジャッキーの婚約者)、サロメ・ステヴナン(アマンディーヌ/アレクサンドルの娘)、セルジュ・ラリヴィエール(ティティ/元タイル職人)、イサ・ドゥンビア(ムッサ/元トラック運転手)、ヴァン・ヘイ・ミーン(チャン/元メークアップ師)

[2012/12/23]鑑賞・投稿