勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

アーティスト / The Artist

2012年04月14日 | 洋画(フランス系)
2012年の第84回アカデミー賞で作品賞、監督賞(ミシェル・アザナヴィシウス)、主演男優賞(ジャン・デュジャルダン)、作曲賞、衣装デザイン賞を受賞。映画がサイレントからトーキーに移り変わる頃を舞台に没落するサイレント時代のスター俳優と、トーキーの隆盛とともにスターダムに登る女優を描いている。サイレント映画としては、83年ぶりの作品賞受賞であることと、フランス映画が史上初の作品賞受賞ということも話題。

サイレント映画って、どうなんだろう?飽きるのかな?と思っていましたが、誤解でした。セリフがない(と言うか、セリフはあるけど聞こえない)ので、よりいっそう演じる俳優・女優たちのその表情や動きが際立ち(=と言う事は、より一層の演技力が必要と言う事ですが)、普通のトーキーよりも、より一層映像自身に集中してしまいました。ジョージを演じるジャン・デュジャルダンの表情が、何とも言えません。良い!人気の頂点から転げ落ちるスター俳優の悲哀が何とも言えません。

上述のように、基本的にセリフはなく、俳優の表情や仕草でその場面を表現しています。付け加えると、この作品では、背景の看板などの文字でその状態を示したりしていて、非常に理解が助かります。あと、犬のアギーもいい仕事しています。助演賞を贈っても良いんじゃないですかね(笑)。

今年・・・と言うか、近年でもかなり上位に位置する映画です。この作品は、テレビとか、DVDではなく、映画館で見るべきですね。コメディーであり、時々ホロリと涙する映画です。

タイトル アーティスト / 原題 The Artist
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2011年/フランス
監督 ミシェル・アザナヴィシウス
出演 ジャン・デュジャルダン(ジョージ・ヴァレンティン)、ベレニス・ベジョ(ペピー・ミラー)、ジョン・グッドマン(アル・ジマー)、ジェームズ・クロムウェル(クリフトン)、アギー(ジョージの愛犬)

[2012/04/14]鑑賞・投稿
『映画・DVD』 ジャンルのランキング
コメント   トラックバック (29)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« マーガレット・サッチャー 鉄の... | トップ | バトルシップ / Battleship »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

29 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
アーティスト (佐藤秀の徒然幻視録)
もしヴァレンティノが若死せずに生き続けていたら 公式サイト。原題:The Artist。ミシェル・アザナヴィシウス監督、ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン、 ...
アーティスト/The Artist (LOVE Cinemas 調布)
新しい時代に対応できないサイレント映画のスター俳優と、その彼に見出されトーキー映画のスターへと上り詰める女優、2人のロマンスをモノクロ映像で描いたサイレント映画だ。『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』の監督ミシェル・アザナヴィシウスが脚本と編集も務め、...
アーティスト/ THE ARTIST  (我想一個人映画美的女人blog)
ランキングクリックしてね ←please click 第84回アカデミー賞にて作品賞、主演男優賞、衣装デザイン賞、作曲賞最多5部門受賞 試写にて鑑賞。 監督はミシェル・アザナヴィシウス サイレント映画時代のスター、ジョージを演じたフランスの俳優....
アーティスト/ THE ARTIST  (我想一個人映画美的女人blog)
ランキングクリックしてね ←please click第84回アカデミー賞にて作品賞、主演男優賞、衣装デザイン賞、作曲賞最多5部門受賞試写にて鑑賞。監督はミシェル・アザナヴィシウスサイレント映画時代のスター、ジョージを演じたフランスの俳優、ジャン・デュジャルダン。ワン...
アーティスト (Memoirs_of_dai)
最優秀俳犬賞は伊達じゃない 【Story】 1927年のハリウッドで、サイレント映画のスターとして君臨していたジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は、新人女優ペピー(ベレニス・ベジョ...
ミシェル・アザナヴィシウス監督『アーティスト』(THE ARTIST) (映画雑記・COLOR of CINEMA)
注・内容、台詞(サイレントなので字幕カード)に触れています。モノクロでサイレント(無声映画)作品で見事、第84回アカデミー賞の作品賞、主演男優賞、監督賞など5部門を受賞した『アーティスト』(サイレント
映画レビュー「アーティスト」 (映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評)
Artistクチコミを見る◆プチレビュー◆甘く切ないラブストーリー「アーティスト」は、映画愛に満ちた傑作。サイレントを現代に蘇らせた意欲作だ。 【95点】 1927年のハリウッド。 ...
「アーティスト」無声の声 (ノルウェー暮らし・イン・原宿)
モノクロで無声映画。 まさに今年アカデミー賞総なめで映画界を揺るがした映画は、古いのに斬新、昔のよき時代を蘇らせて、堂々と3Dの時代に打って出たその勇気にまず乾杯したい。
映画:アーティスト The Artist ノスタルジーというより 時代の変化に立ち向かう姿が、実に現代的。 (日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~)
噂に上がっているこの映画、実はかなり懐疑的な気分だった。 「いまさら白黒サイレント映画で勝負なんて、恐ろしくノスタルジーなのでは?!」 そんな批判的気分が頭の中を満載だった。 ならば早々に見定めようということで、NY滞在中近くのParis theater に駆け込んだ。...
映画:アーティスト The Artist(2回め) 演出上のいろいろな「仕掛け」の積み重ねに唸りまくり! (日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~)
1回めは、NY滞在中、近くのParis theater に駆け込んでの鑑賞。 その時の感想は=「ノスタルジーというより 時代の変化に立ち向かう姿が、実に現代的」(2012-02-03) 2回めに足を運ぶことはそうしない私だが(3ヶ月たったとはいえ) =この特殊なジャンルならでは...
アカデミー賞 5部門獲得の映画「アーティスト」日本版 予告編が、最悪にダメダメな件について(笑) (日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~)
既に、2回この予告編を観ているが、なぜか「とても嫌い」(笑) 一度観た時に「なぜだろう!」と感じた理由を検証するつもりで、2度めに向かいあった瞬間に即そういうモードに切り替えた。 にもかかわらず、不快感が先に立ちすぎて結局、判断できず! 当ブログでは...
アーティスト (そーれりぽーと)
本年度、噂だけで大本命。 『アーティスト』を観てきました。 ★★★★★ こんなに直接心に響いてくるなんて、魔法にかかったような時間でした。 言葉と周囲の音という余計な情報をシャットアウトし、役者の表情と演技に集中して観られるサイレント映画ならではの効果な...
「アーティスト」 映画の進化 (はらやんの映画徒然草)
第84回アカデミー作品賞受賞作品です。 サイレント映画からトーキー映画に移行する
『アーティスト』・・・サイレントに絶妙のギミックを添えて (SOARのパストラーレ♪)
なんと優しさに満ちた映画なのだろう。 ストーリーの進行上必要最低限のセリフのみが字幕という形で提示され、シーンごとに状況を的確に表すBGMが時に優雅に、時に切なく、時に激しく作品世界を包み込む。それ以外の音声や効果音は観客それぞれが思いに沿って頭の中で独...
アーティスト (Akira's VOICE)
人生は悲しいが美しい。  
職人のプライドと幸せ (Excape / いくすけいぷ)
月曜日に映画を見に行ってきました。 最近ちょこちょこ時間が取れてうれしいんですなー。 仕事が無いからなんですけどね。 気を取り直して、今はどんなシャシンが掛かってるのか調べたところ、なかなか面白そうなのがやってますなー。 「シャーロック・ホームズ ...
映画「アーティスト」 (FREE TIME)
注目の映画「アーティスト」を鑑賞しました。
『アーティスト』 (ラムの大通り)
(英題:The Artist) ----これって、噂のサイレント、モノクロ映画だよね。 アカデミー賞にもノミネート…。 「うん。 フランス映画なのに、 外国語映画賞扱いじゃないのはなぜ? なあんて、最初は思ったけど、 なるほど、この映画はサイレントだから どう転んでも“外...
アーティスト (悠雅的生活)
映画という芸術。腹心の友。口元のほくろ。
芸術家は死なず~『アーティスト』 (真紅のthinkingdays)
 THE ARTIST  1927年、ハリウッド・キノグラフ撮影所。サイレント映画の大スター、ジョー ジ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)と、彼に憧れて女優を夢見るペピー ・ミラー(ベレ...
アーティスト 老兵は去るのみ・・・ということではない! (労組書記長社労士のブログ)
【=16 -1-】 今年初めての試写会鑑賞、今年はちっとも当選しないのだ~(T^T)(そういえば今年は1度当たってたけど試写会の招待状が当日届いてしまってポストから取り出したときにはすでに上映時間を過ぎていた) この映画は、第84回アカデミー賞にて作品賞、主演男優賞....
アーティスト (新・映画鑑賞★日記・・・)
【THE ARTIST】 2012/04/07公開 フランス 101分監督:ミシェル・アザナヴィシウス出演:ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル 温かい涙、溢れ出す愛。この感動に世界が喝采―― 1927年のハリウッドで、サイレント...
『アーティスト』 (京の昼寝~♪)
□作品オフィシャルサイト 「アーティスト」□監督・脚本 ミシェル・アザナビシウス □キャスト ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル、ペネロープ・アン・ミラー、       マルコム・マクダウェル、ミ...
アーティスト  監督/ミシェル・アザナヴィシウス (西京極 紫の館)
【出演】  ジャン・デュジャルダン  ベレニス・ベジョ  ジョン・グッドマン 【ストーリー】 1927年のハリウッド。サイレント映画の大スター、ジョージ・ヴァレンティンは、ふとしたハプニングで女優志願のペピー・ミラーと出会う。やがてジョージは、オーディションを...
『アーティスト』の画期的なところは何か? (映画のブログ)
 こんな映画を観たかった!  映画は、技術の進展とともに様々な要素を付け加えていった。トーキー(音声)もカラー(総天然色)も、後から加わった要素である。  けれども現代の映画の作り手たちが、それら...
アーティスト (心のままに映画の風景)
1927年、ハリウッド。 サイレント映画の大スター、ジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は、新作のオーディションで新人女優ペピー(ベレニス・ベジョ)と出会う。 ジョージの何げないア...
「アーティスト」 (三毛猫《sannkeneko》の飼い主の日常)
口元の付けほくろ。 サイレントからトーキーへ。 アーティスト。
アーティスト (C’est joli~ここちいい毎日を♪~)
アーティスト '11:フランス ◆原題:THE ARTIST ◆監督:ミシェル・アザナヴィシウス「OSS 117 私を愛したカフェオーレ」 ◆出演:ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル、ペネロープ・アン・ミラー ◆STORY◆1927...
映画『アーティスト』を観て~アカデミー賞受賞作品 (kintyre's Diary 新館)
12-36.アーティスト■原題:The Artist■製作国・年:フランス、2011年■上映時間:101分■字幕:寺尾次郎■観賞日:5月12日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ □監督・脚本・編集:ミシェル・アザナヴィシウス◆ジャン・デュジャルダン(ジョージ・ヴァレンティン)...