落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

三田市 大船山(653m)

2006年12月23日 | 散歩・山歩き
天皇誕生日

 三田市大船山(653m)を訪れた。先日19日に訪れた大野山の南、直線距離で約6kmの地点にある。
 祝日の今日、先日ほどの冷え込みはなく絶好の山歩き日和だった。

 三田から37号線を北上し蓮花寺南の三叉路を東に入る。波豆川の出会い(波豆川口)を左折し1kmほど行くと波豆川バス停があり登山口がある。波豆川の堤防空き地にバイクを駐めた。

 登り:波豆川登山口(10:35)~大山桜(11:30)~大舟寺跡(11:40)~頂上への分岐(11:45)~(北側巻き道)~大船山頂上(12:16)昼食・休憩
 下り:大船山頂上(13:15)~頂上への分岐~十倉分岐(13:40)~霊場(13:50)観音様石仏撮影~三田アスレチック(14:15)ー車道歩きー波豆川登山口(14:35)

 大船山頂上への分岐に至るまでは誰にも会わず登る人はいないのかと思っていたが、頂上に近づくにつれて2,3組みの中高年夫婦が降りてくるのに出会った。

 頂上にたどり着くと70過ぎの二人組が休んでいた。西脇から来られたとのこと。このあと篠山の山に向かうと云っていた。一人は亡父と何となく風貌が似ていて、播州弁ということもあって懐かしく思った。めずらしく地下足袋を履いていて、写真に撮らせてもらうのだったと今思い出している。

 昼食の握り飯を食っていると、40代ぐらいの夫婦が登ってきた。明石から来られたとのこと。これまでに北アルプスなど大きな山にも登られているらしい。夫婦で山歩きなど羨ましいかぎりだ。山情報をインターネットでよく見ているとのことで、我がHPも宣伝させていただいた。

 天気もよく休日でもあり山好きの方々と話ができ楽しいひとときだった。
(写真:羽束川から見た大船山 15時過ぎ) 帰宅:16:45 バイク走行距離:86km

 (12/24 HPにスライド掲載しています)

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (nonaka)
2006-12-24 11:34:45
勤務地でしたので懐かしいですが、三田市は古いまちなので読めない名前が多いですね!
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nonaka様 (落葉松亭)
2006-12-24 14:13:56
三田に勤務されていたのですか。
地名も山名も難しい読み方が多いです。それぞれに歴史やいわれがあるのでしょう。
15号線を通っていきますが、お近くの五社、岡場はベッドタウンでさすがに休日でも交通量が多いですね。
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山に何故登る? (しょうた)
2006-12-24 18:07:05
山に何故登る?そこに山があるから・・・
山登りの好きな人が言った名台詞だと聞きました。
落葉松亭さまはほんとうに山登りがお好きですね。
わたしは嫌いではありませんが、丁度良いチャンスに恵まれたことがありません。もともと歩くことは好きなので、登山の醍醐味を味わえるチャンスに恵まれれば、きっと好きになるのではと思います。
それにしても、すばらしいスライドですね。大舟寺、大船山の故事来歴など興味深く拝見しました。又途中に散在する祠なども興味を引きますね。私は歴史跡を尋ね、いろいろ空想を巡らすのが好きです。今回も堪能させていただきありがとうございました。
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しょうた様 (落葉松亭)
2006-12-24 22:55:22
いつもご覧いただき有り難うございます。
「そこに山があるから」とは便利な言葉ですね。山好きの人それぞれに答えがあるものと思います。
私の場合はなんだろうと考えてみました。

1.やはり一人でも出来るスポーツだからでしょうか。行く前に地図を眺めたり、山好きの方々のHPを訪ねて調べたりして計画を立てるのも楽しみ。いったん山には入ればしんどいけれども頂上を目指し歩き、無事に降りて来ることが第一目的になります。「なんでこんなしんどいことをするのか」と心の中で葛藤があることもありますが、登った後のささやかな達成感がまた次の山歩きにつながっていく。歩ける喜びを感じるために普段から体力維持に努めざるを得ないし、また身の丈にあった山を歩くことが続けられることにもなり、うまく循環しているように思います。
これは山登りだけではなくウォーキングや里山歩きにも通ずることではないでしょうか。

2.風景写真を撮ってあとで眺め楽しむ。他の人には何の変哲もない山道でも本人はその写真を見れば状況がまざまざとよみがえってきます。汗のかきぐあい、どんな気持ちで歩いたか、草木や土の匂い、山の空気、谷川の音、小鳥の声等々。
アマチュアでもインターネットのおかげでHPに掲載して多数の方に見ていただけるようになったこともやりがいになっています。

3.その土地の人々と山の係わり(生活や信仰)の歴史を感じることができる。峠にある祠や石仏、山中の霊場。先人が何かを心の糧にし、安寧を得ようとした証のようなものでしょうか。そんな山に入るとある種の霊験が感じられ、自分が浄化されるようにも思います。

4.山からの眺望。遙かに続く山並みを見ていると、おそらくこれは何千年何万年も前からこうだったのだろうなと思い気宇壮大になります。

5.山から眺める棚田や里の風景も好きです。都市部に住む自分だからかも知れません。自然と共に先祖代々営々と受け継がれる人々の生活がそこにあるのだといった感慨です。

等々言葉にするほどつまらなくなるような気もします。やはり登山家の真似をして「そこに山があるから」といった方がいいかも知れません。
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来春は行こう (西宮の白ヒゲ宮おじさん)
2006-12-25 10:45:45
おはようございます。
次回はどこかなあと楽しみにしながら、落葉松亭さんの山歩き見てますよ。それにしても、いつもバイクで
出かけられるのには感心します。
12月になって精力的に篠山、三田方面の山を歩いて
おられますね。時期的なものもあるのでしょうが、
今は人が少ないのでしょうか?六甲山みたいに
どのルートを歩いても人に会うというのではなく、
自然を楽しみながら、歩くのはいいですね。
篠山や三田の山はその点交通の便が悪いから、
人が少なく、自然がそのまま残っている感じで
好きです。
来春はこの大船山に登るつもりでしたので、参考になりました。又、前回の弥十郎嶽もいいですね。
一度に二山制覇出来ますかね?
この地区に行くとすれば、バス、電車では不便だし、車で行くしかないですね。行くときには、どのようなルートで行けばいいか、事前に連絡しますので、
教えていただければ有難いです。
三田からこの大船山に行く道沿いにも新しい温泉が
出来ていると聞いています。ご存知ですか?

私はいつもの相棒が時間が出来たからと言って
メールが入り、昨日は近場の芦屋川駅からロックガーデン、風吹岩、黒五谷、阪急御影駅まで歩いて
きました。これが年内最後の山歩きになるでしょう。

くれぐれもバイクの運転には注意して、新しい
情報を期待しています。
では では 
西宮の白ヒゲ宮爺さん

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西宮の白ヒゲ宮おじさん 様   (落葉松亭)
2006-12-25 14:32:43
こんにちは、コメント有り難うございます。
今日(25)もいい天気でしたがヤボ用で行けませんでした。
冬は木の葉も落ちて山道も見通しよく明るく、今日のような日は絶好ですね。

>来春はこの大船山に登るつもりでしたので、参考になりました。又、前回の弥十郎嶽もいいですね。一度に二山制覇出来ますかね?

弥十郎ヶ嶽+大船山 は可能だと思います。大船山は三田アスレチック登山口から短時間で登れます。駐車場(有料かも)も広いです。

>この地区に行くとすれば、バス、電車では不便だし、車で行くしかないですね。行くときには、どのようなルートで行けばいいか、事前に連絡しますので、教えていただければ有難いです。

以下の地図が参考になります。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=35/01/36.328&el=135/18/45.361&scl=250000&bid=Mlink
より詳細はご連絡ください。

>三田からこの大船山に行く道沿いにも新しい温泉が出来ていると聞いています。ご存知ですか?

前回から2回ほど往復していますが気がつきませんでした。ヘルメットの視野が狭いもので見落としているかも知れません。
弥十郎ヶ嶽へ行ったとき篭の坊温泉(渓山荘)へ寄りました。営業中の札がかかっていましたがフロントで呼べども返事がなく入りそびれました。

>昨日は近場の芦屋川駅からロックガーデン、風吹岩、黒五谷、阪急御影駅まで歩いてきました。これが年内最後の山歩きになるでしょう。

お二人ともお元気ですね。来春も頑張りましょう。

>くれぐれもバイクの運転には注意して、新しい情報を期待しています。

有り難うございます。これからは山間の道が凍結するので乗れません。今日のような暖かい日があれば行ってみたいと思っております。
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Unknown (higejiro2003)
2006-12-26 16:12:16
そこに山があるから登る、この言葉も良く理解できますが、落葉松亭さんの山登りの計画から実行そして後を振り返り楽しむ、本当に素晴らしい事です。
スライド写真拝見させて頂きました、
ありがとうございました。
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higejiro2003 様  (落葉松亭)
2006-12-26 17:12:48
いつもご覧いただき有り難うございます。
いつまで続く事やらわかりませんが・・・ それに写真も他人様からみればマンネリかも知れませんね。でも出来るだけ続けたいと思います。

お孫さん達がまた大きくなってお正月にやってこられますね。賑やかで楽しみなことでしょう。
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そこに山があるから… (山陽の隠居)
2006-12-27 21:57:50
素晴らしいですね。落葉松亭さんと西宮の白ヒゲ宮おじさんの山を愛する男の心意気を読ませていただき羨ましいです。山を愛し山の歴史を想い山里の棚田とそこに住む人々を愛し、そして美しい景色を写真に最高ですね。来春を期待しています。私の姪が三田市に住んでいます。
山の出会いも楽しいでしょうね。来春を期してエネルギーを温存して下さい。
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山陽のご隠居様 (落葉松亭)
2006-12-28 10:16:52
「山を愛する男の心意気」と云ってくださり、私に限ってはそんな立派なものではありません。山は我々が行こうが行くまいがいつも「そこに山があるから」というのが本当かも知れません。
この一年、老眼もすすみ、耳鳴りも相変わらずで確実に老化が進んでいますが、足だけはおかげさまで丈夫になったようで有り難く思います。来年も彼方此方と遊んでもらいに行くつもりです。

山陽のご隠居様も創作の趣味をお持ちです。来年も素晴らしい作品を描いてくださいね。よいお年をお迎えください。
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