落葉松亭日記

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プーチン辞任要求出始める

2022年09月12日 | 世相
ウクライナ侵攻をおっ始めたプーチンにロシア人はどう思っているのか、
やはりNO!を唱える人が出てきたらしい。
モスクワの区議会、サンクトペテルブルクに続きプーチンの辞任を要求
https://grandfleet.info/russia-related/moscow-district-council-calls-for-putins-resignation-following-st-petersburg/#google_vignette

モスクワ南西部のロモノソフスキー地区の議会は「大統領の考えや統治手法は絶望的に時代遅れで発展や可能性を妨げている」と主張してプーチン大統領の辞任を要求した。2022.09.10

プーチン大統領や側近が使用するレトリックは不寛容で攻撃的過ぎるため、ロシアを冷戦時代に逆戻りさせている。

サンクトペテルブルクの議員はプーチン大統領を国家反逆罪で告発することを市議会に提案、出席した議員の大半がこれを支持したためレニングラード州議会に同議題を送付されると報じられていたが、モスクワ南西部のロモノソフスキー地区の議会もプーチン大統領の辞任を要求した。

出典:Муниципальный округ Ломоносовский в Москве

ロモノソフスキー地区のWebサイトに掲載された文書によれば「プーチン政権は1期目と2期目の一部で良い改革が実現したが、GDP倍増の約束は果たされず、最低賃金は規定されたレベルまで上昇しない。優秀で勤勉な人々は一斉にロシアから離れ、約束された安定はどこにも見当たらない。大統領や側近が使用するレトリックは不寛容で攻撃的過ぎるため国を冷戦時代に逆戻りさせており、再び世界から恐れられたロシアは核兵器で世界を脅かそうとしている」と主張。

さらに「大統領の考えや統治手法は絶望的に時代遅れで発展や可能性を妨げている。プーチン大統領は自ら大統領職を辞するべきだ」と述べており、この動きが他の都市や街に広がるのかに注目が集まっている。

ロシアの富豪が次々と不審死。そんな世の中では・・・
「宮崎正弘の国際情勢解題」   令和四年(2022)9月2日(金曜日)   通巻第7449号 
http://miyazaki.xii.jp/

 ロシアで大物オルガルヒがつぎつぎと謎の死
  ガスプロム会長が病院から「飛び降り」。何だかなぁ


 ロシアでルクオイル、ガスプロムや他の大手企業幹部の「怪死」が続いている。
 ロシアの石油大手「ルクオイル」のラヴィル・マガノフ会長が、入院先の病院の窓から『転落』して死亡した。モスクワの中央臨床病院はロシアの高層部、金持ち専用で、一般庶民は入れない。

 マガノフは6階の窓から落ちた。心臓病の治療を受けていたとされる。事情通はルクオイルが、ウクライナ戦争に反対の立場を表明してきたことと政治的な関連があるとする。
 マガノフは 1993 年にルクオイルに入社し、2020年に取締役会長となった。彼はロシア石油大手の「タトネフチ」CEOのネイル・マガノフと兄弟である。

 年初来、ロシア富豪の「怪死事件」が連続している。
 1月、ガスプロムの最高幹部、レオニード・シュルマンがサンクトペテルブルク近郊のコテージで死亡していた。「自殺」と発表された。

 2 月 25 日、ロシアのガスプロムの県連企業CEO、サンクトペテルブルク近くの自宅のガレージで首を吊っていた。
 2月28日、イギリスのサリー州でミハイル・ワトフォードが縊死していた。

   3 月 24 日、億万長者でロシア医療用品大手「メディストム」オーナーのヴァシリー・メルニコフと妻、2 人の息子が、ニジニ ノヴゴロド市のアパートで刺殺されていた。

 ガス会社ノバテックの副会長セルゲイ・プロトセンヤは、4月にスペインの別荘で縊死していた。妻と娘も刺されて死亡した。
スペインのメディア報道は、バルセロナ近郊のリョレト・デ・マルの賃貸別荘で死亡しているのが発見されたと報じた.

 4 月、ロシアの大手金銀行「ガスプロム銀行」の元副社長、ウラジスラフ・ アヴァエフと妻と娘の遺体がモスクワのアパートで発見された。ピストル自殺だったと警察は発表した。

   五月、ルクオイルの元マネージャー、アレクサンダー・サブボティンの遺体が友人の家の地下室で発見され、毒殺らしいと報じられた。サボディンの跡を継いだのが、マガノフだった。

 そして8月30日、ペレストロイカ、グラスノスチでソ連を崩壊させ、冷戦を終結させたミハイル・ゴルバチョフ元大統領が入院先の病院で静かに息を引き取った。
9月3日に国葬となるが、プーチンは欠席する。



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