落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

シナ人も核実験に抗議

2013年02月19日 | 政治・外交
12日の北朝鮮核実験には珍しくシナ人の抗議デモが小規模ではあるが起きた。
北の火遊びは一歩間違えば第三次世界大戦に発展する可能性がある。
シナ人の一部にも危惧する人がいるらしい。尖閣問題でワーワー云うよりはずっとマシ。
北核実験に中国で市民ら抗議、広州などでデモ 2013年2月18日(月)10:30
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20130217-567-OYT1T00858.html

 【スワトー(中国広東省)=吉田健一】中国の一般市民の間で、北朝鮮の核実験に対する抗議活動が広がりつつある。
 北朝鮮が中国の制止要求を無視し、中朝国境に近い場所で核実験を実施したことへの反発が背景にあるとみられる。

 複数の中朝関係筋によれば、遼寧省瀋陽では16日午後、住民数人が北朝鮮総領事館前に集まり、抗議の声を上げた。広東省広州でも同日、十数人規模のデモがあった。参加者が17日に本紙に明らかにしたところによると、インターネット上での呼びかけに呼応し集まり、広州市政府前の公園と市中心部の繁華街で「平和がほしい、核兵器はいらない」と書いた横断幕を掲げた。警官ともみ合いとなり、少なくとも5人が一時拘束されたという。

北朝鮮の核実験より体制崩壊が怖い?中国のジレンマ、海外メディアが指摘―中国紙 配信日時:2013年2月18日 17時17分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69522&type=0

2013年2月18日、環球時報(電子版)は、北朝鮮の核実験に対する各国の制裁強化を受け、海外メディアが「中国にとっては核実験より北朝鮮の体制崩壊の方が脅威だ」と伝えたと報じた。以下はその概要。

北朝鮮の核実験は、世界規模の“政治的地震”となった。欧州連合(EU)は単独での制裁強化を決定。米国、日本、韓国も今後強い措置を打ち出すとみられる。日本メディアは「(各国が)北朝鮮に対し最も強硬で厳しい姿勢で臨む」と表明した。
一方、西側諸国の間には「北朝鮮は1950年代からさまざまな制裁を受けており、すでに“免疫”ができている。制裁が徒労に終わる可能性があり、最終的に“核爆弾”が破裂する恐れもある」と懸念する声も出ている。

世界的な北朝鮮非難拡大を受け、中国も制裁への同調を強いられる可能性がある。しかし、韓国ソウル国民大学の専門家は「中国は『核はあっても比較的安定した北朝鮮』と『核はないが不安定な北朝鮮』の間で揺れている。中国は核よりも北朝鮮の体制崩壊の方が恐ろしいのでは」と指摘。日本メディアは「中国は北朝鮮に厳しく対応しても、放り出しはしないだろう」とみている。(翻訳・編集/AA)

日本国内でも朝鮮総連前で抗議が行われた。
コリアタウン「あきれた」の声=朝鮮総連前では抗議―核実験 2013年2月12日(火)20:33
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-130212X312.html

 北朝鮮が核実験を実施した12日、在日韓国人が集まる大阪市のコリアタウンでは「またか」「あきれた」と繰り返される挑発行為を批判する声が聞かれた。一方、東京都千代田区の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部前では、核実験に抗議するデモが行われた。
 有数のコリアタウンの一つ大阪市生野区鶴橋駅周辺の商店街。在日韓国人2世の焼き肉店員(45)は、「結局誰がトップになっても同じ」と北朝鮮指導部を批判。「北朝鮮は世界と協調せずに挑発みたいなことばかりしている」と話した。
 ソウル市出身の女子留学生(20)は、「家族のことを思うと心配」と不安を口にした。

 朝鮮総連中央本部前では、核実験に抗議する団体がデモを行い、周囲は物々しい雰囲気に包まれた。デモ参加者らは「核実験を許さないぞ」「朝鮮総連を解体するぞ」などとシュプレヒコールを繰り返した。警察官や警察車両が警戒に当たり、緊迫した状況が続いた。
 朝鮮総連の広報担当者は「お答えすることはございません」とノーコメント。一方、在日本大韓民国民団(民団)中央本部は「自暴自棄のあまりにも愚かな蛮行で、厳重に抗議する」などとする声明を発表した。
 東京・有楽町駅前では店のテレビのニュースに見入る人の姿が見られた。会社員女性(59)は「指導者が若返り、(金正恩第1書記は)もう少し物分かりが良いと思ったが、やはり駄目だった。国民のことはどうでもいいのでしょう」とあきれた表情を見せた。
[時事通信社]