落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

韓国映画『春夏秋冬そして春』

2011年12月31日 | 音楽、映画
今年も残り数時間となった。
いろいろあったなぁ。未曾有の大地震、原発事故、中東ドミノ革命、金正日死去、先の見えない政治。
だが、自分としてはおかげさまで、恙なく越年できそうだ。独り暮らしとて、正月の準備などはない。
天気も穏やか、少しの洗濯と登山靴の手入れをした。
冬休みにもかかわらず階下の公園からは子供らの歓声もなく、静かな一日だった。
家族で田舎に帰ったのだろうか。

インターネットの映画サイトをのぞいていると、こんな映画があった。
丁度今の気分にふさわしく、思わず見入ってしまった。
「冬ソナ」とか歴史物はよく放映されていてまたかよと苦々しく思っていたが、韓国にもこんな素晴らしい映画があるのだ。(映画評論家でもないのにえらそうにと怒られるかも・・・)

『春夏秋冬そして春』
監督・脚本:キム・ギドク 出演:オ・ヨンス、キム・ジョンホ、キム・ヨンミン

「うつせみ」「悪い男」などで知られ、「サマリア」でベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した韓国の天才作家キム・ギドク監督作。
山奥の湖に浮かぶ小さな寺で少年から大人へと成長するある男性の人生を、四季の移り変わりとともに描いた美しく感動的なヒューマンドラマ。
【あらすじ】山奥の湖に浮かぶ小さな寺。そこに暮らす老僧と幼子。ゆったりと穏やかな時間の中、幼子は大人へと成長していく……。春、生命の業を背負い、夏、愛の喜びに触れる。秋、妄執の深さに囚われ、冬、己の心に正しく向き合うことを知る。そしてまた季節はめぐり春、初めて人生の意味を悟る。(2003年 / 韓国・ドイツ)

http://gyao.yahoo.co.jp/player/00697/v09182/v1000000000000000094/?list_id=449079

『春夏秋冬そして春』の一場面