落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

北朝鮮将軍様の死

2011年12月19日 | 政治・外交
北の将軍金正日が死亡。69才。急性心筋梗塞とのこと。
当方とトシが近いこともあって、早いなぁと思うが、死んだらお終いだ。
後継者金正恩はまだ20代、スイスで何をお勉強なさったかわからないが、とても御祖父様や親父様のように指導力があるとは思えない。
北の軍事政権中枢のいうまま、中国の指導の下に延命するのだろう。
リビアや北アフリカの革命が北朝鮮人民に起こせるとも思えないが。
「中国が支持する北朝鮮は崩壊しない」―米専門家、金総書記死去で 2011/12/19(月) 17:48
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1219&f=politics_1219_017.shtml

  北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)朝鮮労働党総書記死去の報道を受け、米CNNテレビの元アジア上級特派員のマイク・チノイ氏は、「中国の支持下にある北朝鮮は崩壊しない」との見方を示した。台湾の中央通訊社が19日伝えた。

■金正恩(キム・ジョンウン) - サーチナ・トピックス
  米CNNテレビは現地時間の18日夜、金正日総書記死去のニュースを速報し、元アジア上級特派員で、現在は南カリフォルニア大学・米中研究所の上級研究員のマイク・チノイ氏に電話取材した。チノイ氏はこれまでに北朝鮮を15回訪れたことがあり、東アジア情勢に詳しい。

  チノイ氏は、現時点で北朝鮮の独裁政権、軍事政権が崩壊するか否かを論じるのは時期尚早だとした。理由は中国が早くからはっきりした立場を表明しており、また北朝鮮との経済貿易協力関係を強化しているからで、「中国は北朝鮮を崩壊させはしない」との見方を示した。

  また「北朝鮮の唯一の目標は軍事政権の延命」だと言い切り、後継者に内定している金正日総書記の三男、金正恩(キム・ジョンウン)氏を決して弱小勢力と考えてはならないと強調した。

  チノイ氏によると、金正恩氏は若く、これといった経験もないが、外界が彼について知っていることも少ない。父の金正日総書記と一緒に会議に出席してもほとんどしゃべらず、昨年8月に金正恩氏と会った中国の外交官は、「寡黙で礼儀正しい青年」との印象を持ったという。

  チノイ氏によると、目下北朝鮮の最重要任務は金正日総書記の葬儀で、三男の金正恩氏が葬儀委員会の首席になるとみられる。短期的には北朝鮮の人心は驚愕しており、深い問題は長期的に見なければならないと指摘した。(編集担当:阪本佳代)


「遺伝子組み換え作物」

2011年12月19日 | 政治・外交
植物の種子に遺伝子操作をして、寒冷気候や雑草、害虫に強い農産物を作るビジネスがある。
遺伝子操作をした種子は一代限り(これがミソ)で、ひとたびこのビジネスにのると、毎年その種子を購入しなければならなくそうだ。

今のところ人に有害かも知れないというので、大豆製品である納豆、豆腐、醤油などには「遺伝子組み換え大豆は使用していません」などと表示されているし、そういった製品の方が多い。
もしTPPが実施されると、関税撤廃だけでなく、その表示も撤廃しろと云われるかも知れないという。
米政府の後ろに控えるグローバル企業の魂胆に注目。

2011(平成23)年12月18日(日)
わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」2466号 より
http://melma.com/backnumber_108241_5365712/
精子がなくなるか日本男子  山堂コラム 398

若い諸君らとTPPの勉強会をやっていたら「遺伝子組換え作物」とい うのが問題になった。これまで米国側は対日要求で「遺伝子組換え作物 の表示義務を撤廃しろ」と強硬に主張してきた。TPPに加盟すれば米 側は必ずこれを押し切るという。

「遺伝子組換え作物」などと言われても、正直なところわれわれ素人は 如何様な物であるのかを知らない。

原発も素人の無知につけ込んで散々「安全だ、安全だ」と騙してきた挙 句の大事故だった。

福島県を中心にわが国の国土・山河が大きく失われる(喪失国土は価値 にして北方4島以上)ことになった。しかも実際に原発を推進してきた 輩は今もって反省もしないし責任もとらない。保安院の天下り団体は 「除染作業で職域が増えた」などと嘯(うそぶ)く有様。

TPPでも同じこと。同じ経産省に煽らされ、ほとんどの加盟企業が米 国の弱肉強食ハゲタカ傘下になっている経団連。子泣き爺々会長以下― ――

テメエらだけの目先の利益、自動車やカメラやテレビなどの輸出さえ増 えればそれでよし。見返りに怒涛の如く押し寄せる米国製農産品、医薬 品、保険、怪しげな金融商品。そんなこと知った事かよ。

なかんづくISD条項。やってみて儲からなかったら日本の制度が悪い のだから日本政府に賠償させる・・・なーんて、ヤクザも顔負けの賭場 ルール。こんなのまで押し付けてくるは断固として日本から自動車を買 いたいためではない。テメエの方が売りたいため。なりふり構わず日本市場を賭 場にして八百長博打で吸い取ろうという魂胆。

われわれの1回程度の勉強会では「遺伝子組換え作物」なるものが如何 なる代物か、充分に理解・咀嚼することはできなかった。ただハゲタカ らの意図・狙いのおおよそは分かった。

米国とカナダが大っぴらに作っている「遺伝子組換え作物」。大豆や玉 蜀黍(トウモロコシ)、じゃが芋、菜種(ナタネ)、綿花など。もちろ んもう日本に輸入されている。

EU諸国ほど厳しくはないがわが国でもその「表示義務」は課している。 米国はこの「表示義務」さえ目ざわりなのだ。

EUが「遺伝子組換え作物」の表示を厳しく義務づけているのは、それ が有害であるからに他ならない。米国側は「安全だ」と主張するが、安 全ならば別に表示を撤廃する必要はなかろうて。安全でないから米側は 撤廃しろというのだ。語るに落ちるとはこのことである。

その米政権の背後にPCBやベトナム戦争の枯葉剤(ダイオキシン)を つくったM社が存在する。いまや遺伝子組換えでは世界シェア90%のバ イオ化学メーカーに成長し、米大統領選をも裏で操る米国の冠たる政商、 ダビデの星。

Mは遺伝子操作種子とこの種子にだけ効く農薬を開発し、米政府もこれ で世界中の食糧をコントロールしようとしているノダとよ、野田さん。

作物の遺伝子はどう組換えられているのか?
最大の特徴はこの作物は次世のタネが発芽しないということ。
だから次に栽培するには必ずM社の 新しいタネを買わねばならない。

栽培にあたっても病害虫にセットのM社農薬のみが有効。この作物が在 来種と交配すると、在来種もタネが出来なくなる。そのうちに在来種の 作物は世界中から駆逐されて残るはM社のタネからの作物だけ。と、ま あこういう塩梅。


勉強会で仲間が「それ食うと人間も精子が無くなるというのは本当か。少 子化と関係あるか」と質問した。講師に来ていた男は苦笑して「それは 何代も食べてみなければ証明できません。証明出来たときはもう手遅れ ということですがね・・・」

やっぱりなあ。セシウム、ストロンチュウムと同じ。神をも畏れぬ人類 の所業に神が怒った。悪魔を学者・研究者に姿を変えさせてわれわれの もとに送り込んだ。

悪魔が与える人類抹殺用猛毒薬が放射能と遺伝子組換えの技術―――か くして日本男子、精子が日ごとに薄れる。尻尾なくなる。賢(かしこ) きあたりだけでなく、われら民草もやがて男系が消滅する日が来るかも のああ日本列島。(了)

一応「お役目」も済んだ当方としては、どうでもいいことかも知れんが、「遺伝子組み換え大豆は使用していません」というものを食べてます。他の食物ではあまり見かけまへん。
「(有害が)証明できたときはもう手遅れ」とは、怖いでんなぁ。
生産者の米やカナダの人らは、どの程度「遺伝子組み換え作物」を食べてまんの。
何年もワシワシと食べてどうもおまへんのか。
そこんとこも知りたいでんなぁ。
お若い方々、気ぃ付けて下されや。