★カンクロおとぎ話し : カメさん
亀があぜ道を歩いておった。亀の自慢は甲羅にあった。これがあれば少々の敵が襲ってきても怖くない。
手足と首を引っ込めてじっとしてたら敵も諦めて去ってゆく。道に迷ったらいつでも野宿ができる。「どやっ!」
よそ見して歩いてたんであぜ道を踏み外し田んぼに転げ落ちた。運悪く逆さまになった。起き上がれやん。
もがきにもがいとる。・・・こっから先は秘密の話しである。他言無用。「うん分かった喋らん!」「絶対ゆわん」
この一部始終をモニターで見てた天国の神さんがつぶやいた。「あかんわ」こうして亀は干支から外された。
亀があぜ道を歩いておった。亀の自慢は甲羅にあった。これがあれば少々の敵が襲ってきても怖くない。
手足と首を引っ込めてじっとしてたら敵も諦めて去ってゆく。道に迷ったらいつでも野宿ができる。「どやっ!」
よそ見して歩いてたんであぜ道を踏み外し田んぼに転げ落ちた。運悪く逆さまになった。起き上がれやん。
もがきにもがいとる。・・・こっから先は秘密の話しである。他言無用。「うん分かった喋らん!」「絶対ゆわん」
この一部始終をモニターで見てた天国の神さんがつぶやいた。「あかんわ」こうして亀は干支から外された。