カンクロ郷愁記 新今宮 きらく

★カンクロ郷愁記　新今宮　きらく

きらく　：　ホルモン　：　ホルモン　飯　

だんだん行動範囲が狭まなってきとる。萩之茶屋の商店街を歩く。昔はここからすぐで鶴見橋の商店街にでた。
今は国道を渡るんがしんどい。商店街はその北側が入口ではるか西まで続いとる。どうするカンクロ。
うん。やめとく。これ以上よう歩けやん。来た道を戻り新今宮から電車に乗ることにする。

きらく。駅の間近。ここで休憩する。日本酒の気分。ビールは品書きにある。あとは麺類と飯である。迷う。決める。

カンクロ郷愁記 萩之茶屋 花の山

★カンクロ郷愁記　萩之茶屋　花の山

花の山　：　居酒屋　：　酎ハイレモン　：　にゅう麵

萩之茶屋の商店街を歩く。「商店街好きなん？」うん。初めていったんは千林。母親に連れられてじゃ。
香里園から電車に乗った。60年以上前になる。荷物運びの手伝いより電車に乗ることが嬉しかった。

萩之茶屋。駅前のメインストリートりにうどん屋が2軒ある。どっちを選ぶか迷う。
花の山に入る。結局にゅう麵にしてた。250円。玉子なし。決め手は酒が飲めること。340円。

カンクロ郷愁記 萩之茶屋 もん家

★カンクロ郷愁記　萩之茶屋　もん家

もん家　：　立飲み　：　日本酒2本　：　かき土手煮　スジコ

真夜中に目を覚ます。もう眠れそうもない。布団の上で肩と腰を動かす。肩がポキッとかすかに鳴る。
忘れとった音である。まだ生きとったんかいな。嬉しいもんである。
電車に乗る。隣りの若いのんが指の関節をボキボキ鳴らしてる。すごい音である。やかましいんじゃ。

もん家。新今宮から歩く。行動範囲が狭まった。ここまで来るんが精一杯。酒が旨い。

カンクロ郷愁記 新世界 さぬき松屋

★カンクロ郷愁記　新世界　さぬき松屋

さぬき松屋　：　うどん・そば　：　カレーそば

歩きにゆく。休憩せん。たばこを吸うてる場合ではない。風が強い。農作業小屋の水溜に氷が張ってるがな。
趣味の達人の花畑に新しい杉玉がぶら下がってる。意外と早くできるもんである。眺めて次にゆく。
耕運機で畑の土起こし中の横を通る。セキレイが数羽見物に来てる。池に知らん水鳥がおる。眺めて帰る。

さぬき松屋の前を通る。ちょっと考える。暖まってゆきたい。入る。ここでカレーを食うたことがない。決める。

カンクロ郷愁記 新世界 酒の穴

★カンクロ郷愁記　新世界　酒の穴

酒の穴　：　居酒屋　：　ハイボール　：　牛串カツ　カキフライ

年内に片付けておきたいもの。最初に思い浮かぶんは散髪である。御用達の店は新世界にある。名前は知らん。
いつも千円払うて頭も洗ってもらう。よう分からんけど10分で終わってるような気がする。

ここをあとに路地を北にゆく。八宝菜が目印の店に入る。酒の穴。食べたいもんはいっぱいあるが馴染みはおでん。
次に串カツがくる。注文する。あてが到着する。食いながら短冊を眺める。食うてないもんの数が遥かに多い。