カンクロが行く

大阪 のみあるき

カンクロ閉門記 昔物語

2021年11月30日 | カンクロ日記
★カンクロ閉門記 昔物語

家飲み編 : 日本酒 : ゆず大根

昔物語を読む。仲の良い爺さん婆さんが登場する。婆さんは川へ洗濯にゆく。爺さんは山へ芝刈りにゆく。
貧しい生活である。ある日爺さんが山の中に入る。暑い日であった。喉が渇いてたまらん。水を飲みたい。

清水がある。飲む。ありゃ?酒やないかいな。旨いがな。酔いつぶれる。あの清水があったら貧乏せんでええ。
次の日探しにゆく。「見つかれへんかったん?」すぐ見つかった。「大金持ちなったん?」飲み過ぎた。

カンクロ郷愁記 玉造 きくや

2021年11月29日 | 大阪東方面
★カンクロ郷愁記 玉造 きくや

きくや : 関東煮 : 瓶ビール : おでん(牛すじ・厚揚げ・大根)

好きな食いもんはおでんである。おでんには子供の時分からこだわりがあある。当時の燃料は炭火であった。
炭火は火力が強い。一気に炊き上がる。あとは弱火になる。いつまでもとろ火で味が浸み込む。これがええ。
母さんが夜なべして手袋編む間の要領である。特におでんが旨うなる。そんなんを食うことのできる店がある。

きくや。ここのんはいつも熱々である。これに合うのは小御飯。一度は食うてみたい。「ビールにしたん?」

カンクロ郷愁記 京橋 七津屋

2021年11月28日 | 京橋・京阪方面
★カンクロ郷愁記 京橋 七津屋

七津屋 : 立飲み : 日本酒 : いか塩辛

七津屋。いかの塩辛を頼む。「大丈夫なん?」前に酒盗で試してある。残った歯でちびちび噛むには問題ない。
ビフカツやトンテキなんかを口にほうばって元気な歯もよれよれの歯も一色たんに働かせるんが一番悪い。
昔からいかの塩辛や黒作りは人一倍食うてた。こつを掴んだ。これからもあったら注文する。酒がはかどる。

七津屋の店が京阪片町側の京橋駅ナカに開店するらしい。「いつから?」今月末やった思う。記念のビールが安い。

カンクロ閉門記 どじょう

2021年11月27日 | カンクロ日記
★カンクロ閉門記 どじょう

家飲み編 : 缶酎ハイ : 鶏天ぷら

泥鰌を食うてみる。「どないしたん?」川魚屋で買うてきた。今まで食うたんは京橋の大衆酒場の唐揚げ。
これは好物なんじゃ。数年に一回食うておる。あとは新京極の食堂で泥鰌鍋。また食いたいあての一つである。

子供のころの川遊びの相手はめだかとどじょう、これはよう捕まえた。めだかもどじょうもおらんようになった。
先々週、伏見納屋町でどじょうの蒲焼をみる。三度目のどじょうの食いもんである。買う。「美味しかった?」

カンクロ郷愁記 河内永和 みやこ食堂

2021年11月26日 | 大阪東方面
★カンクロ郷愁記 河内永和 みやこ食堂

みやこ食堂 : 食堂 : 瓶ビール : ビフカツ トンテキ

みやこ食堂に入る。悩みどころである。定食は650円。メインには日替りの好みの品ら一品を選べる。
あとは店からの品が何品か付く。ご飯、味噌汁、野菜サラダ、煮物。栄養を考えても申し分ない食事になる。

もう一つはメインをあてにして飲むことである。刺身、煮魚、焼魚。エビ、玉子焼き、牛、豚、鶏。何でもある。
どれも200円。十数品ある。こっちのほうが迷う。渾身の力を込めて二品選ぶ。「滅多に食べられへんやつ?」