★カンクロ閉門記 バッタ
家飲み編 : 日本酒 : なす煮
今年もこんな日がやってきた。バッタの子どもが溝でおぼれかけとる。手を伸ばしたらとどきそうである。
枯草で助け舟を出してやる。つかまる。そのまま雑草に逃がしてやる。一日一善。ええことしたった。
園児を迎えに行く母親から声がかかる。「何かいてるんですか?」バッタじゃ。助けたった。「わぁ優し!」
「帽子でですか?」違ゃうわ。溝に落としてしもたんじゃ。「きゃきゃきゃ!」ぼとぼとの帽子で帰る。
家飲み編 : 日本酒 : なす煮
今年もこんな日がやってきた。バッタの子どもが溝でおぼれかけとる。手を伸ばしたらとどきそうである。
枯草で助け舟を出してやる。つかまる。そのまま雑草に逃がしてやる。一日一善。ええことしたった。
園児を迎えに行く母親から声がかかる。「何かいてるんですか?」バッタじゃ。助けたった。「わぁ優し!」
「帽子でですか?」違ゃうわ。溝に落としてしもたんじゃ。「きゃきゃきゃ!」ぼとぼとの帽子で帰る。