カンクロが行く

大阪 のみあるき

カンクロ閉門記 バッタ

2021年06月30日 | カンクロ日記
★カンクロ閉門記 バッタ

家飲み編 : 日本酒 : なす煮

今年もこんな日がやってきた。バッタの子どもが溝でおぼれかけとる。手を伸ばしたらとどきそうである。
枯草で助け舟を出してやる。つかまる。そのまま雑草に逃がしてやる。一日一善。ええことしたった。

園児を迎えに行く母親から声がかかる。「何かいてるんですか?」バッタじゃ。助けたった。「わぁ優し!」
「帽子でですか?」違ゃうわ。溝に落としてしもたんじゃ。「きゃきゃきゃ!」ぼとぼとの帽子で帰る。

カンクロ郷愁記 京橋 七津屋

2021年06月29日 | 京橋・京阪方面
★カンクロ郷愁記 京橋 七津屋

七津屋 : 立飲み : 瓶ビール : いも揚げ ベーコンフライ

老い先短い人生である。いつ何があるやも知れん。「何歳なん?」71歳じゃ。今のうちにできることはやっとく。

どっか行きたいとこがあるかと聞かれるとする。京橋と答える。今年はえらい難儀した。ここ50年で初経験である。
なんか食いたいもんがあるかと聞かれるとする。七津屋の厚切りベーコンフライを食いたい。いも揚げと。
他に希望はないかと聞かれるとする。ビールは安いにこしたことはない。おあいそ。「まいど、610円でっす!」

カンクロ郷愁記 京橋 丸徳

2021年06月28日 | 京橋・京阪方面
★カンクロ郷愁記 京橋 丸徳

丸徳 : 居酒屋 : 焼酎 : はも天ぷら

はもの季節である。好きなんははも皮。新世界の平野屋のんがひいきである。「美味しいんん?」安いんじゃ。
関西の魚で人気のあるのんは昔から鯛とはもに決まってる。はもはおとしが旨い。湯引きともゆうらしい。
はものアラはええだしが取れる。去年吸い物にして置いといたらノラ猫に食われたんが何よりの証拠。「・・・」

丸徳に入る。今年は色々あって旬の味覚を楽しめんかった。「どんなん?」タケノコとか。はもの天ぷらにする。

カンクロ閉門記 イライラ

2021年06月27日 | カンクロ日記
★カンクロ閉門記 イライラ

家飲み編 : 日本酒 : はも湯引き

タバコの本数が増えとる。「減らしたらええやん」原因は他にある。イライラする。それを取り除かなあかん。
「取り除いたらええやん」そんなうまいことはいかん。ツバメの雛をみて心を癒す。セキレイの舞を眺める。

どうもあかん。散歩の途中で腹が減ってくる。餃子が思い浮かぶ。コースと反対側の駅前に向かう。「王将?」
大瓶にする。イライラは治まる。焼そばと餃子がくる。落ち着く。すぐぶり返す。「餃子何個なん?」3個じゃ。

カンクロ閉門記 みなづき

2021年06月26日 | カンクロ日記
★カンクロ閉門記 みなづき

家飲み編 : 日本酒 : 水無月

スーパーの和菓子コーナーで立ち止まる。みなづきがある。20%引きである。ふーん。買うことにする。
京都では6月30日に水無月を食べる風習がある。この日で一年の半分。夏越のお祓いの意味から食うんかも。

調べてみる。歴史はそない古うない。和菓子屋が水無月を発案したんは昭和に入ってからのことらしい。
旧暦の6月1日に宮中で氷室の節句がある。氷を和菓子に見立てたんか。とりあえず食う。酒に合うか試す。