カンクロが行く

大阪 のみあるき

カンクロ酩酊記 乃ノ家

2018年03月31日 | のみあるき(大阪)
★カンクロ酩酊記 乃ノ家

大正 乃ノ家 (立飲み) : 生ビール : 白もつ豆腐

 割烹も酒も二のつぎだった。誰にも煩わされず、独りで勝手に酒を啜り、ぼんやりもの思いに耽ることが
できれば他に望みはなかった。 山本周五郎 野分より・・・ 初めて乃ノ家へ入る。「割烹の店なん?」

屋号をみれば誰でもそう思うはず。立飲みである。奥には座れるとこもある。やきとん、各部位の刺身、豚足。
コロッケも外せん。がここではもつ煮の店とゆうことにしたい。「好きなように」ぶんてん以来久しぶりである。

カンクロ酩酊記 クラスノ

2018年03月30日 | のみあるき(大阪)
★カンクロ酩酊記 クラスノ

大正 クラスノ (居酒屋) : 瓶ビール : かき塩焼 つきだし

クラスノヤルスク ソ連の中央に当る街です 抑留中の苦労をしのび いかなる難関にもたえ 今をくいなく
我が身をやしない 世の為人の為・・・ クラスノへ入る。ビールとあてを頼む。ここ何年も同じのんである。

カウンターの上に置いてあるマッチのラベルを見る。あまりにも有名な店の屋号の由来がそこに書いてある。
親切に三代目が説明してくれる。祖父の面影があるように思う。冬の名残りのかきを食する。マッチを貰う。

カンクロ酩酊記 坂倉酒店

2018年03月29日 | のみあるき(その他)
★カンクロ酩酊記 坂倉酒店

神戸 坂倉酒店 (立飲み) : 日本酒 : まぐろ造り

古事記をパラパラめくる。神代から天皇へ時代は移る。応神天皇のころ百済から酒造りの技術集団がくる。
 酒を醸むことを知れる人、名は仁番、亦の名は須須許理等、参渡り来つ。・・・日本酒の始まりとされる。
あと一寸で終わる。「うん、辛抱する」 須須許理が 醸みし御酒に 我酔いにけり・・・天皇、飲んで喜ぶ。

坂倉酒店。小ぶりの手作りのお好み焼がある。こうゆうのんを置く店は何でも旨いはず。その通りと感ずる。

カンクロ酩酊記 マルシン

2018年03月28日 | のみあるき(その他)
★カンクロ酩酊記 マルシン

神戸 マルシン (食堂) : 酎ハイ : 餃子

酒のことばっかり書いてると酒に詳しいと思われる。実は何も知らん。と言うと今度は謙遜してると思われる。
仕方なしに古い書物を調べる。そうすると暇なんやと思われる。難儀なことである。古事記をパラパラめくる。
最初に出てくるのんはスサノオとヤマタノオロチの対決。八塩折の酒。八回蒸留した酒らしい。よう分からん。

マルシン。ここの餃子は旨い。かって食うた中で三本の指に入る。「どこ?」王将と珉珉で食うたことがある。

カンクロ酩酊記 岡室酒店直売所

2018年03月27日 | のみあるき(大阪)
★カンクロ酩酊記 岡室酒店直売所

京橋 岡室酒店直売所 (立飲み) : 日本酒 : おでん(じゃがいも・糸こん)

明け方カラスの鳴き声で目を覚ます。ひと声だけで二度寝するカラスがおる。連呼して鳴きやまんのもおる。
カラスの次にヒヨドリが鳴き始める。この時期ウグイスがそれに次ぐ。やがてスズメも起こされて鳴き始める。
やっとウグイスの鳴き声にも上手下手があるとまで分かるようになった。一番好きな鳴き声はスズメである。

岡室酒店直売所。酒を頼む。いろんな銘柄がある。何が旨いか分からん。一番好きなんは普通のんである。