かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

デリーその1 ラクシュミー・ナーラーヤン寺院

2010年06月25日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan

soccerball 祝!決勝トーナメント進出!今朝は、3時に起きて、TV観戦したが、その甲斐があった。岡田監督の言うように、カメルーン戦の勝利が大きいが、デンマーク戦でも、積極性を失わず、攻めを続けたのは、決勝トーナメントに向け、大きな自信になる。
がんばれニッポン!



今回、デリーは、トランジット的な滞在だが、一日昼が空いていたので、この猛暑の中、果敢にも、外に出た。といっても3カ所だけだが。

最初に訪れたのが、ラクシュミー・ナーラーヤン寺院。前から、前を通る度に気には、なったいたのだが、訪れる機会がなかった。

ヒンドゥ教寺院だが、今まで私が見た寺院の中で、一番豪華と言える。
1938年創建で、まだ比較的新しい。ビルラという、インドの大財閥の寄進でできたお寺だ。そのため、ビルラ・テンプルと呼ばれている。オープニングでは、ガンディ氏が主賓だったとのこと。今も人気が高く、ひっきりなしに参拝者が訪れている。

寺院の中は、携帯も含めて、カメラ持ち込み禁止。かつ靴も脱いではいらなけらばならない(靴下は可)。雨だったり、午後の日差しの強い時は、ちょっとつらい?

外も含めて全部大理石が敷き詰められていて、シャンデリア、ステンドグラスなどもあり、宮殿のようだ。壁は、大理石の浮き彫りで、埋め尽くされている。

手前の祠に、ガネーシャ、ハヌマンが、祀られており、本殿には、ヴィシュヌ(ナーラーヤンは、ヴィシュヌの別名)や、その妃ラクシュミーだが、その他、シバや、クリシュナなど、様々なヒンドゥ教の神が祀られている。その像達も見事だ。こんな、豪華な美しいヒンドゥ教の像は、見たことがない。宝石のような石で、光輝いている。
ジャイナ教や、シーク教の神様も祀られており、ヒンドゥ教寺院と言うより、インドの神々の寺院といった様相だ。

ということで、豪華なインドの寺院を見たい人には、お勧め。
宗教色の強いおどろおどろしいヒンドゥ教寺院を見たい人にとっては、ちょっとイメージが違うかもしれない。

ちなみにこの写真、曇り空のように見えるが、快晴である。今回のデリーは、猛暑の真っ只中で、40度を超える日が続いたが、太陽は、煤けた空の向こうにぼやっと見えるだけ。聞くと、近隣州からの砂が飛んで来て舞っているそうだ。ちょっと外にいると、ボロボロになる。厳しい世界だが、インド人の方々には、何の問題もないようだ。



PS
今日も雨が降らなかったので、虎ノ門の37森ビルでやっている”平山郁夫ー中国との交流の軌跡ー”に行ってみた。昨年12月に亡くなられた平山さんの、日中交流に果たした成果を、パネル中心に、展示している。1975年に初訪問して以来、亡くなられる寸前まで、何度となく訪問され、日中交流に貢献された。特に、玄奘法師の旅のルート、シルクロードに関連しては、第一人者。私が、敦煌に行った際も、平山先生の名前を何度聞いたことか。
奥様との二人三脚振りもよくわかる展示になっている。
文化人であるからこそ、これだけ突っ込んが活動ができたのだろうとも思う。日中間の政治関係は、浮き沈みがあったから、それに巻き込まれていたら、これだけの成果はあげられなかっただろう。
平山ファンであれば、ちょっと訪れてみてもいいかも。

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ダージリンその17 アッサム茶畑

2010年06月24日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan


バグドグラ近くまで下りて来ると、アッサムティの茶畑が広がっている。
ちなみに、アッサムは、品種の名。ダージリンは、場所の名で、品種自体は、中国茶と同じである。



平地なので、育てやすいし、摘みやすい。茶葉も、上から、5~6枚摘むから、どんどん採れる。ダージリンティよりも、庶民的な所以だ。黒い傘をさしている人が、遠くに見えるのが、監督者で、今日は、ここ、明日は、あっちと、摘む場所を指定している。



採れる量が多いから、布製の袋を、頭に引っかけている。籠だと重くなりすぎるのだろう。



袋の中身を見せてもらった。結構、大胆に摘んでいるのが、わかる。



茶摘みの皆さん。私には、見分けがつかないが、皆、ネパール出身とのことである。インドでありながら、中国、ネパール、ブータン、バングラデッシュに囲まれた地域で、民族的には、バラエティに富んでいる。



灼熱のデリーへのフライトは、スパイスジェットだった。スパイスジェットは、初めてだったが、これで、インド国内の、比較的メジャーなバジェット航空は、制覇。インドの場合、元々機内食なども、食べるに耐えるものは少ないから、機体さえぼろくなければ、バジェット航空で十分だ。メジャー、マイナーに関わらず、事故は多いけどね。航空会社のせい(機体、整備、パイロット)だけではなく、空港の管制の問題もある。

ダージリンの巻は、これで終了。
いやぁ。面白かった!
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ダージリンその16 ダージリン茶畑

2010年06月23日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan

flag8今日は、六本木の国立新美術館で開催中の、オルセー美実館展2010「ポスト印象派」に行ってきた。
雨の平日を狙ったのだが、それでも凄い人出。驚くばかりだ。
でも、この人出の中でも、見に行った価値は、充分ある充実の展覧会だった。
モネが、スーラが、セザンヌが、ロートレックが、ゴッホが、ゴーギャンが、ルソーが。作家のバラェティもさることながら、その数、また質とも、空前絶後。宣伝文句は、嘘じゃない!
混雑するのはわかっているのだから、もう少し、スペースをとって展示して欲しかったかな。



下りは、Old Military Road を使った。ダージリンに通じる最古の道だが、狭くて、この部分は、下り一方通行になっている。歩行者専用になっている部分もある。
このあたりは、ダージリン茶畑のど真中。
皆イギリス人がこの地に来てから植えたものだ。茶摘みがしやすいよう、低く伐採されている。



ダージリンティは、高級茶として有名だが、その象徴となっているGolden Tips。ダージリンティの特徴の一つに、上の三枚の葉しか摘まないことがある。当然、収穫量も減り、高価になる。この真中の尖った葉のみを使ったものが、最高級品になる。



年4回の茶摘みの内、今は、2回目の茶摘みの時期だが、一番人気があるようだ。



お茶畑の中を縫うように、Old Military Road が走っている。



ちょうど茶摘みはやっていなかったが、茶摘み用のかごを使って石を運んでいた。
ダージリンティの茶摘みは、このような籠を使って行われる。



近くの家には、チベット系の人々が住んでいるのだろうか。

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ダージリンその15 Wild Flowers

2010年06月22日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan


標高2,000mを超える高地。珍しいのかわからないが、野生の花々をちょっとご紹介。
これは、シダ。多く見られる。霧が多い地区で、湿気もしっかりあるということなのだろう。



色が鮮やか。



この花は結構大きいし、目立つ。聞いたら、ダトゥラと呼ばれているらしい。英悟名、エンジェルトランペットということで、わかりやすい。毒草だそうだ。



この花は、日本でも見かけるかな?



これは、朝顔。野生の朝顔がそこかしこで咲いていた。



さらに降りていくと、熱帯風の木々も増えて来る。これは、Screw Pine と言っていたが。
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ダージリンその14 ダージリンの風景

2010年06月21日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan


ダージリンも最終日。朝、植物園に行ってみたが、開く気配もなく退散。場所的には、町に近いのだが、タクシースタンドの脇の小路を下ったところにあり、案内板もなく、わかりにくかった。



これは、前日のパタシアループの朝の様子。駅でも何でもないのに、土産物屋が店を開き、相当な人出だ。



ダージリン鉄道は、庶民の生活にも有効活用されている。ダージリンには、たぶん上水道はなく、給水車がフル活動。そこここにあるタンクに水をため、そこから、みんなは水を買う(もらう?)。



給水車が休憩中だった。運転手は髭を剃っている。ちなみにこの杉林は、日本からのものだという。帰りは、途中まで、もう一本上にある道を使った。ちょっと遠回りかもしれないが、村が少なく、渋滞しない。インド軍の基地があった。



チベット系の人が多く住んでいる。途中、ヒンドゥ教の方々の埋葬風景も見られた。



SONADA駅付近で、いつもの道路と合流。



列車を待つ人々?



空手も人気なのか。
黒帯三段のシン先生に、空手を習おう!
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