本CD&BDは、昨年出たものだが、まだ視聴していなかった。
おとといの、Queenのコンサートを見て、そういえばと思って、見てみたら、なかなか見ごたえあり。
1975年12月24日の、Hammersmith Odeonで行われたQueenのコンサートの音と映像だが、そもそもこんな古いものが、残っていることを知らなかった。
ちょうどボヘミアンラプソディができた直後で、人気が爆発した時期となる。
4人みな、ういういしいが、特に、やはりフレディのカリスマ性が際立っている。
それと驚くのが、41年も前に、今のコンサートの原型がかなり出来上がっていることだ。
今のアレンジと、基本的には、変わっていない(もちろんその後にできた曲も多いが)。
BDの映像も懐かしいが、当時のシンプルなステージの様子が隔世の感。
そして、注目は、ボーナストラック。
1975年4月のQueenの武道館公演の映像が、3曲分収められている。
当時、まだ本国での人気はそれほどではなく、彼らが、日本に対し特別の感情を持つのも、この初来日の印象によるところが大きい。
そして、ODENコンサートについて、Brianと、Rogerが語るが、これが、また興味深い。
日本公演での成功、そして、トラブルとなっていた、マネージメント会社の変更、そして、ビッグヒット。
まさに、ビートルズの1963年から1964年が、彼らの1975年だった。
そして、そこに日本公演が、大きな役割を果たしていた。
1980年代の円熟のコンサートとは、ちょっと趣が違うが、Queenファンは、是非押さえておきたい1枚。