かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ビートルズは終わらない

2021年02月02日 | The Beatles

緊急事態宣言が延長される。
病院の現状を見るとやむを得ないだろう。
春が来れば、春が来る?



Music Life 主催の、イベントが、YouTube で見れる。
何度か、トークイベントで、お聞きした話がほとんどだが、コンパクトにまとまったトークで楽しめる。
特に、バラカンさんと、星加さんとの同席トークは初めてで、ロンドンと東京とで、同じビートルズ現象を見ていた人のトークは、楽しめた。
バラカンさんは、シンコーミュージックのイギリス連絡員として採用され、日本でも星加さんとわずかにだぶっているのも、凄い縁。
その二人が、50年以上の年を経て、同じトークイベントに参加していること自体が、奇跡?

バラカンさんは、まさにビートルズと同時代にイギリスにいた人だが、ビートルズ後期には、目は、アメリカに向いていて、ビートルズ情報は、3歳下の弟からのものが主になったという。
星加さんは、日本にいて、出足は遅かったが(最初持ち込まれたアセテート盤の音質の悪さのせいにしている)、途中から、何度も4人に会う機会を得て、その真摯な取材スタイルから、4人のお気に入りになった。
マジカルミステリーツァーの放映権獲得にポールが応援してくれた話、ルーフトップコンサートの時、同じビルの階下で、わずかにその音を聞いていた話など、語り草だ。

まさに、この二人は、同時期にビートルズと共に生きていたプロということで、貴重な存在。

面白かったのは、星加さんが、たまたま遭遇したFool On The Hillの最初のセッションで、リコーダーが出てきた時、日本では、小学校の鼓笛隊で使われる庶民的な楽器がなぜここでと思ったのだが、後から、イギリスの国民的楽器だと聞き納得していたという話。
バラカンさんは、イギリス人にも関わらず、そのような認識はなく、これは、バラカンさんの出身地の問題なのか、星加さんの情報の問題なのか。

バラカンさんの話で面白かったのは、Let It Beのリリースの際、予約で、プラチナアルバム(100万枚)になったが、返品がゴールド並み(50万枚)になったとの話。
これは、都市伝説なのかもしれないが、解散が公になった直後の発売になってしまった経緯から、あり得る話。
アビーロードでリリースしなかった名曲も多数含まれたアルバムなので、もったいなかった。

それも、含めて、8月の新映画のリリースは楽しみだ。

このトークイベントの目的は、1に、3月リリースの A Hard Days Nightの4Kの宣伝、2に、8月に発売されるGet Back 写真集の日本語版リリースの宣伝だ。

どちらも予約済。
このトークイベントがどれだけのコストがかかるものかわからないが、そのリターンは、大きいと信じる。

藤本さん、星加さん、バラカンさん、ありがとう。

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