かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

アンコール再々訪の旅その25 キリングフィールド&アーティザンダンコール

2013年05月07日 | Cambodia・Myanmar・Laos

九州の旅の報告もしたいのだが、読みためた本の話もしたいし。
そういえば、まだ年末のアンコールの報告が終わってなかった。
もう一息なので、まずは、アンコールの旅の報告の続きから。



次に訪れたのは、キリングフィールド。カンボジアの負の時代であるポルポト時代の刑務所兼処刑場。
一番右に見える、今は僧院として使われている建物が、当時の刑務所だったという。



鎮魂のための仏像。



内戦当時の写真。



処刑された人々の骨。



カンボジア人の見学者が次々に訪れていた。
ポルポト時代、多くの知識人は殺され、人口が半分近くに減ったという。
今は、人口は内戦前のレベルに回復したが、年長者が少ない人口構造になっている。



次に訪れたのが、アンティザン・アンコール。ハンドクラフトの工房とショップだ。
職業訓練校で、さまざまな民芸品を高度な技術で制作している。
最初は、内戦で、親を亡くした子供たちのために作られた施設と聞く。
実は、訪れたのは、3回目。
品質がすばらしい。
ただし、シェムリアップ空港にも、立派なショップがあるので、ここまで足を伸ばさなくでも、品物は、購入できる。



こちらは、織物。



砂岩にも、いろんな種類がある。色も違うし、きめ細かさも違う。



ジャヤバルマンⅦ像。品物というより芸術品。まだ胴体部分は、制作途上。



飾ってあったアプサラのレリーフ。
遺跡に、本物の代わりに置いてあるレプリカも、本工房で作られているというから、本物だ。
以前購入した時は、偽物証明書をもらった。この証明書がないと、国外に持ち出せないということだった。
今はどうか?

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