今回、ブラジルに生まれて初めて行った。といっても、サンパウロのみ、ちらっと行っただけだが。
真夏ではあったが、曇天が多く、終始20度前後と、たいへん過ごし易い気候だった。
2008年は、日系移民が始まって100周年。皇太子様も訪問したし、紅白にも登場したから、ご記憶の方も多いだろう。
リベルダージ駅付近に、東洋人街がある。雑然としているが、奥の鳥居が、そのシンボルで、その手前には、大阪橋と呼ばれる橋がかかっている。サンパウロと大阪が姉妹都市であることにちなんだ命名という。
ブラジルとは思えない独特の雰囲気。街灯は、提灯風。日本風スーパーマーケットやら、土産物やらが立ち並ぶ。
ブラジルの銀行の門構えも、日本風?
海外の日本人街は、LAのリトル東京と、この東洋人街ぐらいだ。
東洋人街を訪れたら、ブラジル日本移民資料館は、マストだろう。100年前に、遠いこの地へ渡り、厳しい環境下、開拓を行った先輩たちの苦労が実感できる展示になっている。100万人以上いる日系移民は、たぶん6世ぐらいまでおり、日本語を話せる人も減っているが、ブラジルの社会へ、大きく貢献し続けている。特に、ブラジルの農業の発展への貢献は大きい。
こんな建物も。
リベルダージ駅上のベンチには、日系人の皆さんが、現地の方々と仲良く寛んでおられた。いい感じである。