すごい、超マニアックな本が出た。
UK版にこだわって、ちょっとづつだが、集めている私には、ぴったりの本。
日本人による、UKアナログについての解説本。イギリス人もびっくり?
説明も、まさに、核心をついていて、アナログマニアには、必須の本。
一方、一般人には、何じゃこれ?という内容かもしれない。
”これまで初版を探す糸口としてアナログ版に刻印されたマスター音源の整理番号、マトリックス・ナンバーが重要視されたいたが、最近はそれだけではなく刻印されたアルファベット番号が、実は、1,2、3,4,5,6,7,8,9,0をG、R、A、M、O、P、H、L、T、Dに置き換えたマザー/スタンパー番号であることがわかり、また新たな識別ポインントが加わった。つまり”G”が1番目のスタンパー番号で、”GTM"なら194番目ということになるが、通常1枚のアセテート盤からは3,4枚のマザー盤が作られ、さらに各スタンパーが作られ、さらに各スタンパーから2~3,000枚はプレスできることから、初盤を判断する基準として本当に意味があるのは、ビートルズの場合はファーストアルバムしだけかもしれない。と言うのもそれ以降のアルバムは、最初から数十万枚も出荷枚数があったことから、最盛期には30万枚前後のマザー盤が最初から用意され、200枚前後のスタンパーで一斉にプレスして出荷していたことから、あまりスタンパー番号にこだわるのは意味がないからだ。”
何と奥深い。確かに、2枚目以降のアルバムの音を聞き分けるのは、難しいが、1枚目のPlease Please Me は、プレスが早いのと遅いのでは(マトリックス・ナンバーが若いのと、そうでないものとは)、音がかなり違う。アナログならではの醍醐味?と言える。
スリーブの解説、レーベルの各パーツの詳説、その他UKアナログのデリバティブについての解説。Those are what I want.
現在は、UKシングル(モノ中心)を、気が向いたらGETしているのだが、今後は、本書を見ながらの収集になるだろう。
入手の難易度によって、*~*****の5段階に格付けされているが、****のものも結構持っていたので、ちょっとうれしい。流石に、*****のものは、なかった。
このクラスだと、ちょっと手が届かない。というか、ほとんど出物がない。
まずは、所有しているものが、本書に紹介されているアナログ盤のどれに位置づけられるのか、チェックしたい。
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