今日も、穏やかな春らしい一日。来る対戦に備えて、打ちっ放しにいった以外は、身の回りの整理をして過ごした。やり始めると、きりがない。
本書は、アマゾンで見つけた。かなりまともな本のようで、マスト一読と思ってGET。
著者の長尾さんは、2005年に亡くなられているが、本書は、そのずっと前の昭和59年に著された。
仏教の誕生から、発展、その教義の基本等を、真正面から説明してくれる。
教義などは、一読してわかるものではないかもしれないが、他の宗教に対する仏教の特殊性はたぶん理解できる。
仏教は、そもそも宗教というより、哲学に近いものだった。もっと言えば、哲学と宗教という概念は、近代になって分けて考えられるようになったもので、昔は明確な区別はなかった。
そして、仏伝は、弁証法そのもの、つまり、正反合の展開ですべて説明されているという。言われてみればそうだ。
そして、大乗仏教への発展、菩薩信仰が仏教を庶民に縁の深い教えに変質させていった様子を論理的に説明してくれる。
本書は、朝日カルチャーセンターでの講義をまとめたものという。日本でいう仏教の根本をできるだけわかりやすく説明してくれる本として、貴重。
本書は、アマゾンで見つけた。かなりまともな本のようで、マスト一読と思ってGET。
著者の長尾さんは、2005年に亡くなられているが、本書は、そのずっと前の昭和59年に著された。
仏教の誕生から、発展、その教義の基本等を、真正面から説明してくれる。
教義などは、一読してわかるものではないかもしれないが、他の宗教に対する仏教の特殊性はたぶん理解できる。
仏教は、そもそも宗教というより、哲学に近いものだった。もっと言えば、哲学と宗教という概念は、近代になって分けて考えられるようになったもので、昔は明確な区別はなかった。
そして、仏伝は、弁証法そのもの、つまり、正反合の展開ですべて説明されているという。言われてみればそうだ。
そして、大乗仏教への発展、菩薩信仰が仏教を庶民に縁の深い教えに変質させていった様子を論理的に説明してくれる。
本書は、朝日カルチャーセンターでの講義をまとめたものという。日本でいう仏教の根本をできるだけわかりやすく説明してくれる本として、貴重。