瓦礫の山が続く。
ここは、回廊の屋根の部分だが、手前が崩れ落ちているために、構造がわかって面白い。
両側の壁から、せり出すように石を積み上げていった様子がわかる。不幸にして、崩れ落ちてしまったが。
いやらしい木?
ここも、綺麗に?崩れ落ちている。石の重さに、耐えきれなかったように見える。
アンコールワットの凄さが、改めてわかる。
ここまで、技術は急に進歩するものか。非連続にも見えるが。
瓦礫の中にも、美しレリーフがある。
瓦礫の上に、見学用の道が作られていて、瓦礫だらけの割には、比較的見やすい。
遺跡保護の目的もあるのだろう。
瓦礫の山。手前は、アプサラか。どちらかというと、バイヨン寺院のデザインに似ている。でも、そのずっと前のはず。
中央祠堂のあったところだが、原型は、まったくわからない。
回廊が、木に絡みつかれている。
中央祠堂を、反対側から、見たところ。木も生え放題。
回廊の崩壊した屋根。
入口の門を、内側から見たところ。立ち入り禁止ではないが、危ないので、眺めただけ。
地元の子供たちや、プロの写真家らしい人もいた。
見学路で、一番高いところから、遺跡を見下ろしたところ。
巨大な、崩壊した遺跡に、見学路が巡らされていることがわかる。
屋根が唯一残っている回廊。暗すぎる。それで、アンコールワットのような、より開放的な回廊が作られたという。
この祠堂は、比較的よく残っている。
右側に、空中参道が見える。建物側は、完全に崩壊している。
この祠堂もよく残っている。デバター像も見える。
でも、その祠堂の下は、こんな感じ。
ということで、ベンメリアは、規模の大きさといい、その崩壊度合といい、特筆すべき、印象に残る遺跡だった。
半日時間のある人に、訪れることをお勧めしたい。