かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

アンコール再々訪の旅その20 ベンメリア③

2013年03月22日 | Cambodia・Myanmar・Laos


瓦礫の山が続く。



ここは、回廊の屋根の部分だが、手前が崩れ落ちているために、構造がわかって面白い。
両側の壁から、せり出すように石を積み上げていった様子がわかる。不幸にして、崩れ落ちてしまったが。



いやらしい木?



ここも、綺麗に?崩れ落ちている。石の重さに、耐えきれなかったように見える。
アンコールワットの凄さが、改めてわかる。
ここまで、技術は急に進歩するものか。非連続にも見えるが。



瓦礫の中にも、美しレリーフがある。



瓦礫の上に、見学用の道が作られていて、瓦礫だらけの割には、比較的見やすい。
遺跡保護の目的もあるのだろう。



瓦礫の山。手前は、アプサラか。どちらかというと、バイヨン寺院のデザインに似ている。でも、そのずっと前のはず。



中央祠堂のあったところだが、原型は、まったくわからない。



回廊が、木に絡みつかれている。



中央祠堂を、反対側から、見たところ。木も生え放題。



回廊の崩壊した屋根。



入口の門を、内側から見たところ。立ち入り禁止ではないが、危ないので、眺めただけ。
地元の子供たちや、プロの写真家らしい人もいた。



見学路で、一番高いところから、遺跡を見下ろしたところ。
巨大な、崩壊した遺跡に、見学路が巡らされていることがわかる。



屋根が唯一残っている回廊。暗すぎる。それで、アンコールワットのような、より開放的な回廊が作られたという。



この祠堂は、比較的よく残っている。



右側に、空中参道が見える。建物側は、完全に崩壊している。



この祠堂もよく残っている。デバター像も見える。



でも、その祠堂の下は、こんな感じ。
ということで、ベンメリアは、規模の大きさといい、その崩壊度合といい、特筆すべき、印象に残る遺跡だった。
半日時間のある人に、訪れることをお勧めしたい。
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