かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Bob Wooler さん

2013年05月15日 | The Beatles



Bob Woolerという名をご存じだったら、相当のブリティッシュロック通。
彼の珍しいサインをGETした。

ストーンズは、もちろん誰もが知っている。
昔の彼らのコンサートのチケットが表面。
1964年8月10日の、キャバーンクラブで行われた当時の人気グループによるショーのものらしいが、7:30から11:30のショーで、彼らの出番は、10時からの50分と書いてある。
ストーンズは、客寄せパンダで、その他のグループのお披露目コンサートだったのかもしれない。

実際、どうだったかは、知るよしもないが、終了時間が遅いので、帰りの足をちゃんと確保するようにという、親切な注意書きまである。
当時の雰囲気を感じることができるという意味でも貴重だ。
ビートルズは、1963年で、キャバーンクラブは卒業していたはずだから、お呼びでナカッタ?
値段が8/6dと書いてあるのだが、これってどういう単位だっけ?当時のイギリスは、まだ12進法だったかな?



そして、裏面に、Bob Woolerさんの、サイン。彼が、このチケットを、どなたかに、贈呈したものらしい。
彼が、このコンサートの主催者だ。
彼は、ブライアンエプスタインと共に、ビートルズが生まれたマージービートブームの仕掛け人(または、盛り立て役)と言っていい。
あのキャバーンクラブのDJに採用された彼は、当時のマージービートミュージッシャン達を一番よく知れる立場にいた。

エプスタインとJLの関係を揶揄したため(エプスタインは、同性愛者だったと伝えられている)、JLに殴られた話は有名だが、このサインは、その事件の後のもの。

ビートルズ関連の歴史は、これからも、どんどん掘り起こされていくのだろう。

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