かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

THE SUMO

2006年01月22日 | Sports

今日は、大相撲で、久し振りに朝青龍以外の人(栃東)が、優勝した。おめでとう。
先場所、小泉さんが、朝青龍に”おめでとう!よくやった!”を言ったので、不吉な予感(貴乃花の二の舞)がしていたが、その予感が的中してしまった。やや、燃え尽き症候群かも。来場所は、がんばってね。
朝青龍というすごい横綱がいるのに、大相撲人気は、皮肉なことにいまいち。これは、やはり、朝青龍が、外国人だということと無縁ではないだろう。北の湖みたいに強すぎた横綱はいたが、その時は、相撲全体の人気は、今ほど低迷しなかった。
確かに、昔は、外国人は、高見山ぐらいしかいなくて、ファンの誰もが一人ぐらい贔屓の相撲取りがいたものだ。私の世代だと、やはり去年亡くなった先代貴乃花が大人気で(青森県出身?)、大鵬、清国を破った一番とか、バックドロップをかけたものの、北の富士にかばい手で負けた一番などまだ覚えている。仙台準場所で、実際見れたこともあった。
相撲は、スポーツとは言っても、やはり国技的(文化的)な色彩が強い。我が家は、福島県出身の先代栃東や、宮城県出身の、(その名も)青葉城などを応援していた。2代目力士は、大体東京出身になってしまうので(若貴兄弟、2代目栃東など)、郷土意識も希薄化している。郷土出身の強の者が、全国レベルの舞台で、力自慢をするという本体の姿を盛り込めたらいいのではないか。
相撲人気の改善策として、日本人力士のファン基盤(東北とか北海道とか、サッカーのチームの本拠地のように、または、甲子園や、花園のように。)を、それぞれ決めてしまってはどうだろう。力士の紹介の時、出身地を言うが、出身地ではなくて、縁故地を言うようにすれば、2代目栃東も、福島代表と名乗れるではないか。
相撲は、テニスのウインブルドンとか、ゴルフのマスターズとは違うので(ふんどし・ちょんまげ姿でやるスポーツが、真の国際スポーツには、(申し訳ないが)なりえない)、日本の独特なスポーツとして、割り切った方が、FITすると思うのだが。
もちろん、外国人も大歓迎ですが、そうなるとちょっと居心地が悪いかもね。外国人力士も、日本のどこかにフランチャイズを作るって手もあるか。ワールドカップの時に、各国のチームが、全国各地にキャンプ地を設定したように。

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