かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

イルフ童画館

2013年09月07日 | Other Eastern Japan


今日は、久しぶりに一日空いたので、以前から行きたかった、岡谷市のイルフ童画館に行くことにした。
岡谷出身の童画作家の武井武雄さんの作品の博物館だ。
八王子から、まずあずさで、岡谷へ。



かなり、ローカルっぽい。観光案内を見ると、かつての生糸生産が盛んだったころの施設と、イルフが目玉のようだ。生糸が、生産されなくなって、精密機械工業は、お隣の諏訪や、松本が中心になって、苦労しているのかもしれない。
あの高架は、中央高速?
イルフは、古いを逆さにした造語で、新しい、チャレンジングなという意味なのだろう。



駅から童画館への道は、整備されているが、途中に、もう一つ考古博物館が解説準備中だった。この辺は、縄文時代の土偶などが見つかる地域で、またチャンスがあれば、訪れたい。



通りの装飾も、イルフにちなんだもの。



なかなかいい感じだが、見どころの厚みがもう少し欲しいか?



イルフ童画館に到着。ラムラム王のモニュメントが迎えてくれる。



中は、充実。
もちろん武井さんの作品が多いのだが、その多彩さと、凝り凝り度に完全脱帽。
引退された宮崎さんもまっ青?
知らない内に、子供のころ、ずいぶん武井さんの絵にお世話になっていたのかもしれない。

モーリスセンダックさんの原画も常設だが、すばらしい。

そして、企画展では、岡部冬彦さんの絵本の原画が展示されている。
あのきかんしゃやえもんや、ちびくろさんぼ。
50年前にお世話になった本がいっぱい。
原画も、きれいに残っていて、一生懸命描いていただいた岡部さんの気持ちが伝わるようだ。
きかんしゃやえもんの作者が、阿川弘之さんということも、初めて知った。
私が、読んでいた頃は、まだ本書達は、できて間もなかったのだ。



意味はわからないが、武井武雄さんのこけしをゲット。本当の作者は、佐藤英裕さん。
こけし収集家としても、知られるが、戦争ですべて焼けてしまった。



近くのSCにも、武井武雄さんの絵が。



転じて、甲斐小泉の平山郁夫シルクロード美術館に向かった。
途中、電車が混んでてびっくりだったが、諏訪湖で、大花火大会があったらしい。



甲斐小泉駅のステンドグラスは、かわいらしい。



いつもの、すっきりした佇まい。
何度来ても、また来たくなる。
平山夫妻と、ファンの気持ちのこもった美術館。



今の企画展は、葡萄とワインの文化をめぐって。
葡萄のふるさと山梨県にふさわしい企画。
シルクロードと、ワイン、葡萄も、縁が深い。
期待に応えてくれるグッド企画だった。
それにしても、所蔵品の奥深さにびっくり。



思い出に、記念ワインをゲット。
博物館には、種類販売免許がないそうで、近くの、三分一湧水の土産物屋でゲットした。



コスモスが満開。
もう秋なのか。
確かに、横浜よりは、涼しかった。



帰りは、はまかいじ。
始めて乗ったが、中央線から、横浜線に乗り入れてくれるので、横浜住民には、便利。
横浜駅まで、乗せてもらった。



電車の中では、前回と同じ、ワインなんぞを。
これは、前回と同じパターン。
ということで、充実した一日だった。
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