楽天イーグルスの監督に、星野さんが決まった。戦力は引き続き厳しいと思うが。今朝TVを見ていたら、”仙一ホルモン”という店のオーナーが出てた。そういえば、星野さんのファーストネームは、仙一だった。このお店の名前は、仙台一を目指すということと、オーナーの母校(私の母校でもあるが)の名にちなんだものという。あまりにもはまりすぎ。オーナーもラッキーと言っていた。しばらく話題になりそうだ。
十一面観音巡礼という本を読んだ話は、した。その本では、章の変わり目に、梵字が書かれているのだが、十一面観音を表すのだという。そういえば、梵字について何も知らなかったっけと思って読んだのがこの本。やや詳しすぎる感もあるが、元がゼロだから、面白い。
梵字は、何となくサンスクリット語から来ているのかなと思っていたが、その通りで、中国で発展し、仏教伝来とほぼ同時期に日本に伝わったという。今や日本でしか、しかも仏教の世界でしか使われていない。
印は密教で生まれたもので、どんどん増えて、139種もあるのだという。ヒンドゥ教、インド舞踊と密接な関係があるそうだ。バラモン僧が元祖で、仏教者が印を結ぶことには、非難があったものと、本書は、推定している。
本書は、まず仏様の事典があり、そこには、絵と説明と印と印の説明と真言がセットで説明されている。
印の種類の豊富さは、あきれるほどで、かつユニーク。軍茶利明王の印などは、元首相の孫のタレントのポーズにそっくりだ。
金剛夜叉明王の印は、インド神話に出て来る怪魚であるマカラの姿から来ているという。
烏枢沙摩明王の印は、トイレに行く時に使われる印だそうで、だから、伊豆のどこかの寺院で、下の世話にならないための仏様として祀られていたのだ。寺院のトイレに祀られているという。
次に梵字の事典の部がある。仏様と梵字一字が、一対一対応で説明されているのだが、これは、梵字の真言の中から、最初の一字や、最後の一字や、ポイントになる一字を取っているということを知った。あの長い仏様の名や、真言を、一字で表してしまうのだからすごい。
最後に梵字の書き方まで紹介されていて、至れり尽くせりだ。
日常生活には、全く役に立たないので、マニアックな興味のある方向けの本。
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