かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

日本人と馬が歩んだ道

2018年01月16日 | Culture・Arts
今日は、母校の先輩が主催する講演会。
講演会後の懇親会中、母校の火事のニュースが入ってびっくりしたが、ボヤで収まったらしい。

講演会は、標題の通りだが、スピーカーの久慈勝男氏は、久慈のご出身で、まさに馬の本場。
地球史の中での馬の話から始まって、日本への到来、その後いかに持て囃されたか、日本での馬の取り扱いの特徴など、たいへん興味深かった。

日本への馬の到来は、まさに箸墓古墳の時代と考えられており、その後王権の拠り所として、大量に輸入されることになった。

日本の馬の扱いの特徴は、去勢しないことで、その暴れ馬をのりこなすことが、ツワモノの美徳とされた。
戦いには勇猛果敢で、一方馬には、優しい、ユニークな、国民性があらわれているという。
馬というと、競馬で出てくるような馬を想像するが、江戸時代までは、130センチぐらいの小さな馬ばかりだった。
産地としては、奈良時代から陸奥が一番だったそうだ。
暴れ馬ばかりだったから、近代戦争においては、役に立たなかったという。

いい花が聞けた。
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