先日もご紹介しましたが、現在サザエの採卵を行っています。
採卵用の親貝は、漁業者(組合)から購入していますが、
そのやり取りの中で、最近サザエが痩せている、という話を聞きました。
せっかく獲れたサザエでも、痩せていて軽ければ収入にも響いてきますし、消費者の反応も悪くなります。
そこで、以前から試行しているキャベツによる貝類飼育試験の応用で、親貝にもキャベツを与えてみました。
サザエを収容したカゴにキャベツを入れていきます。
キャベツは浮いてしまうので、蓋つきのカゴを使用します。
ヨコから見るとこんな感じ。
ストレスを軽くするため遮光して、水回りを良くするためにエアレーションを施します。
キャベツは2日程度で食べきってしまうので、
随時入れなおします。
1週間おきに一部を取り出して茹でて、身入りと食味を確認します。
1週間目で既に食感は柔らかく食べやすくなりました。
2、3週間目に、市場で購入したばかりの親貝と比較してみたところ、
あくまでも当協会職員の感想ですが、柔らかく甘みが出てきました。
まだ1回目なので、もうしばらくキャベツ飼育を続けてみようと思います。
うまくいけば、痩せて売りにくいサザエを漁港や市場で蓄養して出荷する、というのは実現可能かもしれません。
採卵用の親貝は、漁業者(組合)から購入していますが、
そのやり取りの中で、最近サザエが痩せている、という話を聞きました。
せっかく獲れたサザエでも、痩せていて軽ければ収入にも響いてきますし、消費者の反応も悪くなります。
そこで、以前から試行しているキャベツによる貝類飼育試験の応用で、親貝にもキャベツを与えてみました。
サザエを収容したカゴにキャベツを入れていきます。
キャベツは浮いてしまうので、蓋つきのカゴを使用します。
ヨコから見るとこんな感じ。
ストレスを軽くするため遮光して、水回りを良くするためにエアレーションを施します。
キャベツは2日程度で食べきってしまうので、
随時入れなおします。
1週間おきに一部を取り出して茹でて、身入りと食味を確認します。
1週間目で既に食感は柔らかく食べやすくなりました。
2、3週間目に、市場で購入したばかりの親貝と比較してみたところ、
あくまでも当協会職員の感想ですが、柔らかく甘みが出てきました。
まだ1回目なので、もうしばらくキャベツ飼育を続けてみようと思います。
うまくいけば、痩せて売りにくいサザエを漁港や市場で蓄養して出荷する、というのは実現可能かもしれません。