日本遺産のオンライン学習会を聴く。この日は、箱根八里。どこかというと、小田原から三島だ。小田原城、箱根の関所、三嶋大社、山中城が観光地。箱根も三島も何度か行ったことあるが、小田原と三島は結び付かなかった。八里は約32㎞、結構長いルートだ。シリアル型の日本遺産。
勉強会では、フォトジェニックな場所が多い、と言っていたが、写真写りがいい場所という意味だろう。このキーワード、私も使おう。
さて、この日本遺産の特徴。箱根山は、標高800~900mと、街道としてはかなり高い。登山で言えば初級から中級クラス。かなり大変だ。そして箱根火山は、ローム層。このローム層、滑りやすく、ぬかるむ。そこで、石畳を敷いて、歩きやすくなっている、今も部分部分、その石畳は残っている。
もう一つ、日本百名城の一つ、山中城、お城の中に東海道が走ってる。ここで有名なのは(障子堀)お菓子に似ていることからワッフル堀とも言う。これが、ローム層で滑る。それが要害になっていたそうだ。なるほどねえ~、これは知らなかった。
あとは、地元の名物、ういろう、小田原提灯、寄木細工、三嶋暦、それにうなぎだ。ういろうは、お菓子以外に薬にもなっているそうだ。ういろうが薬、どんなだろうね。
この日本遺産、ここを巡るツアーなどは、現在のところ、無い、そうだ。これじゃしようがないね。