武器も売るし原発も売る、そして自由にばくちもできる国にする!

最近の政治の動向を端的に言えばこういうことになるのだろう。集団的自衛権というのは結局日本がヤバイと思えばどこででも戦争をすることができる権利だし、これとうらはらの関係で武器輸出(「防衛装備移転」と言い換える!?)を自由にし、ほしい国に原発も売ることができるようにしようという安倍内閣の方針だ。原発だって問題の根本がどうなのか、がまだはっきりしていないというのに、だ。

さらにカジノ法案を次期国会で成立させたいという。要するにこれまで禁止されていたバクチが自由にできるようにする、という法律だ。「オラの町にバクチができる施設をつくりたい」と声をあげている自治体が18もあるという。わが隣町である小樽市もそうだ。

これらを安倍首相は成長戦略のメダマにすると自信をのぞかせているらしい。カジノにいたっては共産・社民両党以外の全政党がイイゾと言って賛同するという(カジノ議連)。

いつから日本はこんな国になりかかっているのか。
「美しい国」など、聞いてあきれるといえば言い過ぎか。安倍首相はまだ高支持率を得ているらしい。
「日本を取り戻す」言葉は「日本をダメにする」言葉の訳語なのではないか。

戦後の平和と民主主義の日本で成長してきた多くの日本人はこういう動きに賛成なのだろうか。「高支持率」なのだから、そういうことなのだろう。情けない国になりかかっている!!

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