基地反対行動をする沖縄の人を「ボケッ、土人!」と叫ぶ警察官

今日の報道ステーションを見て驚いた。沖縄で軍事基地拡張に反対行動をとる人たちを「どけろボケッ、土人!」と叫んでいるではないか。この番組で、これを叫ぶ警官の顔は分からないようにモザイクをかけているのだが、なぜはっきり画面に出さないのか憤慨物だ。
 
こういう言葉を県民に対していう警官の意識の中には、お上に反対する者どもはボケッであり土人であるという酷い感情が植え付けられているのだと思う。
だいたい「土人」などという差別語を目にしたのはほとんど70数年ぶりだ。戦時中の人気漫画に「のらくろ」というのがあった。ノライヌ黒ベイ(?)の略語で、これは犬であるが、大日本帝国のために土人たちをやつけ、こらしめ、教化する役割を果たしていくという内容だったのではないだろうか。この漫画を思い出した。さかんに「土人ども」などのセリフがあったのではなかったか、と思う。

主として東南アジア方面に勢力を伸ばそうとする大日本帝国の意気込みを代弁している人気漫画だった。
ノライヌのレベルの警官だったと言っていいのだろうか。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 虐待で死ぬ子... 初雪 »