最もお粗末なお笑い寸劇の黒川劇場

先日「検察庁法改正法案」はとりあえず先送りされた。これは国民の厳しい批判におされた安部派がひとまず退こうという態度をとったのだと思ったが、今日の午前中からのニュースによると、渦中の黒川某検察官が賭け麻雀をしていたことがバレて法案を引っ込めることにしたらしい。

このニュースを聞いて「お笑いそのものだ」と思った。最もお粗末なお笑い寸劇ではないか、と。

なんともメンコイ黒川某を検察のトップにしてこれからの安部政治を陰に陽に支えてもらおうという安部氏の思惑もカケマージャン、しかもコロナ問題で国民みんなが明日はどうなるか、どうしたらいいか、と悩みに悩んでいる間に2度もやっていた。相手はマスコミ関係の記者だったという。

賭け事というのは「賭博」だ。トランプ(アメリカ大統領ではない!)でチョコをかけるというのとは質が違う。昔からのバクチそのものではないか。刑法でも常習でなくとも「50万円以下の罰金」(場合によっては1万円以下もある)である。黒川某は常習ではないのか。

これがバレて彼は辞職するという。政府はこの態度をOKしてそれ以上の罪、処分はしないのだろう。だから退職金も出るだろうし、履歴書に「黒印」はつかないのだろう。
お互い便宜を忖度して損のないうようにごまかそうという安倍内閣の寸法だ。

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