「オスプレイ」に示される日本の対米従属

今、沖縄や山口に米軍の危険な飛行機オスプレイが配備され、この訓練飛行は全国的に行われるという。非常に事故が多い飛行機なので、アメリカ国内では訓練の中止を求める運動が起こり、アメリカ国内での飛行はしないことになっているというのに、日本国内では低空飛行まで行うらしい。「事故は操縦のミスが原因であり、そもそもこの飛行機の構造上のミスではない」から、今は訓練をしっかりしているから「安全は認められている」という理由で、日本政府は認めている。

このような国会でのやりとり(発言は共産党の井上議員)を、日本のマスコミは全く報道しない。
「アメリカが安全といっているから安全」という論理そのものである。このような理屈は日本でしか通用しないのだが、いかに日本政府がアメリカの「家来」かということを物語っているという感じだ。

「操縦のミスが事故の原因」ということも、ちょっと見方を変えると、「操縦のミスを招くような構造だった」と言えないだろうか。

日本のマスコミが報道しないという問題は何だろう。オスプレイの配備など大した問題ではないからか。むしろこの危険の多い飛行機の問題点を国民に知らせないようにしたいというアメリカ側の意向が根深く日本の政治やマスコミ界にあるからだろう。

※ この記事は天木直人さんのブログを参考にさせてもらった。
 http://www.amakiblog.com/archives/2012/08/28/#002364

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