わが人生訓

「人生訓」などという大げさなことではないのだが、これまで過ごしてきた中でだいたいこういう気持ちでやっていったらいいのでは、という基準というようなものをつかみかけている。それは「ほどほど」ということだ。非常に消極的な感じになるかも知れないが、ケッコーこれが積極的な意味で私の生き方を決めてきた尺度になっている。

端的なことでいえば、食べることも「ほどほど」がいいし、歩くことが健康で大切だといってもむやみに歩けば無理がくる。だからこれもほどほどだ。ということは具体的にはだいたい6千歩から8千歩歩けばまあわが生活でいえばよしとしたい、と思っている。

「毎日1万歩」などという言葉を見たり聞いたりしたこともあったし、自分でも「どんなことがあっても一日一万歩を歩こう」と決めていたこともあった。しかしこれはやってみて少々無理なことに気づく。通勤でだいたい6~7千歩になるが、これにプラス3~4千歩が足りないとすれば、多少負担になる。だから通勤の「歩き」がちょうどいい。「ほどほど」ということは無理をしないということだ。

このブログも毎日書かさず書いていこうと最初は思ったが、ここ数年間はまあ無理をしないで、書くことを思いついたら書きとどめることにしよう、程度にしている。

別の言葉でいえば「今一歩の…」である。「現状」でいいのではなくほんの少しプラスにしていくということを生きる尺度にするのが適当ではないか、と悟っている。

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