今年のお盆も終わった

毎年恒例のわが家のお盆行事もほぼ終わった。どこでもやるだろう、お寺参りがこれである。幸か不幸かわが家には「お墓」はない。だからお墓参りはないが、その代わりにお寺参りがある。
さしあたりは私系のお寺と妻系のお寺だ。

先祖の霊を納めている納骨堂を、1年ぶりに引き出して軽く掃除をし、お供え物をあげて手を合わせる。これだけでは不十分だということで住職にお願いしてお経をあげてもらう。わけのわからないお経に併せて焼香をし礼拝をする。そして志としてお布施を差し出してお盆の慣例は一段落する。

お寺の方もお盆がいわば「稼ぎ時」なので坊さんを数人用意してくれて、そしてお経も焼香が終わればほぼ終わる程度の短い物だ。そして事前に「若干のお願い」として「維持費」的な名目で一定の金額(今年は6,000円)が明示された。(これはこれで気持ちが楽なのだだ)。

私の所は先祖代々浄土真宗なので、宗祖は親鸞聖人なのだが、親鸞はこういうお盆行事などをどう評価しているのだろうか、などと思ったりする。

しかし最近になると、こういうお盆行事を子どもたちや孫たちはどこまで継承してくれるのか、と心配することもあるが、まあそのときはそのときだろう、と後のことまで心配することはないと心に決める。
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