5月26日、東京では30度程度の気温というのに。谷川岳は、全く別世界である。人を惹きつける。
大老体と捻挫の足を引きづれながら、人の情けを受で、こんな神秘な山に立てた感動は、今後大変短い生涯ではあるが忘れられないだろう。
山登りの経験は全くなく、観光登山のみである。ここ谷川に大分以前にきた記憶がある。
谷川岳(たにがわだけ)は群馬・新潟の県境にある三国山脈の山である。日本百名山のひとつ。周囲の万太郎山・仙ノ倉山・茂倉岳などを総じて谷川連峰という。
谷川岳の標高は2,000mにも満たないが、急峻な岩壁と複雑な地形に加えて中央分水嶺のために天候の変化も激しく遭難者の数は群を抜いて多い。ただし遭難者の多くは一ノ倉沢などの岩壁からの登頂によるもので、一般的なルート(天神尾根)は殆ど危険な個所もなく遭難者も少ない。