kametaro爺さんのよもやま話(ペイント画を含む)

日常の生活の中で、主に気付いたことやしたことをまとめておきたい。また、ブログにアップしたい

日本の国の始まり・・・古事記  童心に返って その2

2012-03-05 07:24:35 | 思い出
アマテラスオオミカミとスサノオノミコト…天の岩屋

ある日、アマテラスオオミカミは、神聖な機織場(はたおりば)で、神様のお着物を織らせている時に、スサノオノミコトは、斑(まだら)模様の馬の皮をはいで、その死体を機織場の天上に穴をあけて投げ込んだのです。それに驚いた機織りの娘は、機織りで横糸を通すための道具板で、女陰をついて死んでしまいました。これには、さすがのアマテラスオオミカミも恐ろしくなって、天の岩屋戸(とびらが大きな岩で作られた洞窟)の中に隠れてしまわれました。そんなわけで、高天原(たかまがはら=アマテラスオオミカミが支配する天の国)も真っ暗になり、葦原の中国(あしはらのなかつくに=高天原と黄泉の国の中間、すなわち地上の世界)も闇につつまれました。永遠の夜になってしまったのです。多くの神々が騒ぎだし、その声はハエのようにたくさん増えていき、あ らゆる禍い(わざわい)が起きました。

多くの神が、それをドンドンガラガラ踏みつけながら踊りだし、神懸かり(かみがかり)になりました。女神のダンスはエスカレートし、乳房をかきむしり、陰部を広げて、そこに着物のひもを垂れたのです。その様子に、高天原はどっと揺らぎ、見ていた神様たちは、大声で笑いだしました。
 岩屋戸の中のアマテラスオオミカミは、外の大騒ぎを不思議に思って、岩戸を少し開いておっしゃいました。
明るい世に戻りました。

大体、ここまでが昔の小学生の歴史の本に載っていました。ただし、全文でなく小学生にわかるよう、また、純粋な子供の心を傷つけばいように配慮されながら・・・。