最近、夕方に西の空を見ると宵の明星(金星)が見えますね。
他の星と比べると、圧倒的な明るさで輝いているのですぐに見つけることができます。
星の明るさは5等級違うと明るさが100倍違います。
金星の明るさは-4等くらいなので、夜空の1等星の100倍明るいことになります。
2月15日(土)に最大光度(-4.9等)を迎えます。
これだけの明るさを持っていれば、昼間の青空の中に見つけることもできますので、
みなさんも昼間に星探しをしてみてはいかがでしょうか?
ただし、人間は目標物のない空にピントを合わせるのが苦手です。
ピントが合わなければ、金星の方を向いていても気付きません。
遠くの景色や雲を使ったりして、遠いところにピントを合わせる工夫をして金星探し
を楽しんでみてください。
さらに、望遠鏡で観察すると金星が三日月形になっていることが確認できます。
金星も月と同じように(周期は違いますが)満ち欠けをしていく天体の1つなのです。
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